滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-甲賀支部-

甲賀支部 8月ZOOM例会《コロナ禍における経営の多様性を考える》を開催しました

甲賀支部 例会レポート

8月20日(木曜日)18時より、オンライン(ZOOM)にて、滋賀県中小企業家同友会 甲賀支部8月例会が開催されました。
今回は、会員6名、その他1名、ゲスト1名の8名の参加者でした。

報告者は宮川バネ工業株式会社会長の宮川卓也氏で
「ポストコロナの中小企業経営」というテーマで収録報告いただきました。

新型コロナウイルスの感染者数・病状などの現状やそれにともなう経済的なダメージなど、また世界的な状況や影響、それに対する政策など、
これまでのコロナ禍を振り返りながら報告頂きました。

そして過去のリーマンショックなどとの比較や自粛と経済のバランスや、これからの日本経済の動向などを考えました。

そこから当面の取り組みとして、雇用調整助成金や持続化給付金の活用など、またこんな時だからこそできることとして、
社員との対話の必要性などを報告頂きました。

そうした状況のなかで、ウィズコロナ、ポストコロナの経営を考える際に、経営に多様性を取り入れることの必要性について考察しました。
経営と「考え方」にも多様性をもつことが必要だと感じました。具体的な事例も交えて報告頂き、自社に置き換えて考えることができました。

グループ討議では自社経営における多様性への取り組みなどを討論し、各社これまでとは違うまさに、経営に多様性を取り入れた取り組み状況が聞けました。

人の縁、商流の多様化、行動力などについて討論がなされ、これからの未来へ向けて前向きな討論で盛り上がりました。

本日の報告で印象に残ったのは、先代経営者からの一子相伝の問いかけでした。「会社がぶれるのは資金ショートではなく、経営者があきらめたとき必ず
つぶれる」でしあ。同友会で経営者同士の学びを通して、自社の、地域の、未来がどんどん拓けるイメージがつかめる報告でした。学び場の大切さを改めて感じる例会でした。