9月21日(火)18時00分より、オンライン(ZOOMズーム)にて、滋賀県中小企業家同友会 甲賀支部9月例会が開催されました。今回は、会員9名、他支部より2名など計12名が参加しました。報告者は㈱ジッセント・シップの代表取締役小泉卓氏(東近江支部所属)で、「パラダイムシフト(常識を捨てアイディアを生み出す)への挑戦」というテーマで報告いただきました。
例会は小泉氏の順調満帆の成功までのストリーかと思いきや、起業のころの苦労の道のりから始まりました。満を持しての起業でしたが、半年経過するも利用者も増えず資金も底をつき廃業寸前の状態に。しかしピンチになったことで、自分自身を振り返られます。何の為に起業し、どんなことをしていきたいのか、どんなお役立ちをしていきたいのか、原点に立ち戻られます。
そこから復活の道のりです。自分自身で考えるようになられ、事業を見直されます。本当に大事なことに気づかれ、売り上げも増えていきます。うまくいかなかったときは自分の事しか考えてなかったと振り返られます。
同友会との出会いで、課題も見えて、相談できる人たちにも出会い、他業種の方々ともつながりを持たれます。「人のつながりを大切にする」という小泉氏の理念とも合致し、事業がどんどん成長していきました。コロナ禍における厳しい状況においても課題はたくさんありますが、スタッフのやる気スイッチを入れることが経営者の仕事と、誰もが輝ける職場づくりをされ、これからの大きな事業への取り組みを報告頂きました。
報告を聞いて感じたことは、理念の大切さや理念に沿った事業展開の大切さ、挑戦することへの大切さ、採用教育姿勢の大切さ、どんな窮地に立たされても前向きな気持ちの大切さなどを学びました。小泉氏の経営者としての魅力が満載の例会報告となりました。