滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-湖南支部-

同友会的ビジネスマッチング!湖南支部2月大交流例会

湖南支部 その他活動

2017年2月21日(火)にクサツエストピアホテルにて、湖南支部2月例会が参加者29名の中開催されました!!
今回の例会は大交流会という事で、一部では高橋 平氏 ㈱タカハシ 代表取締役にご報告頂き、二部では各テーブルに分かれて懇親会を行いました!!

高橋氏の報告では、同友会に入会し、滋賀同友会の経営指針を創る会にご参加され、自社の指針書を作成されます。
高橋氏は、指針を創ったお陰で、経営を行う上で苦痛な悩みがなくなったと言います。
事業がうまくいっていない時、大きな決断をしなければならない時、苦労をして創った指針書のお陰で進むべき道が見え、迷う事がなくなりました。
一番辛いのは、物事を決断しなければならない時に、自分の経営の軸がないと、決断をすること自体が苦痛になることです。「この決断で良いのか?自分は本当にこれを求めているのか?」そういった想いが、常に付きまとい、精神的にも疲弊してしまう。
しかし、経営指針を創り、自分は何の為に経営をしているのか?自分はこの会社の経営を通じて、どんな事がしたいのか?そういった自分の軸を大変だけれどもしっかり創る事により、こういった苦労からは開放されるのです。

そういった意味でも、高橋氏にとって滋賀の経営指針を創る会に参加し、経営指針を作成したことは自分自身にとって大きなものであったとおっしゃいます。
また高橋氏は、滋賀同友会の会員の河村 朱美氏 ㈱古川与助商店 代表取締役に出会われます。
河村さんは、和紙のジャケットを作りたい!と言って高橋氏に相談に来られます。
当時高橋氏は、「この人は何を言っているんだろう?大丈夫なのかな?」といった印象を持たれ、和紙のジャケット作成に前向きにはなれなかったと言います。
しかし、数々の困難を河村さんは「こうしたらできるんじゃないでしょうか?これはどうでしょうか?」と決して諦めることなく提案をしてこられます。
その熱意に惹かれ、高橋さんも和紙ジャケット作りに本格的に協力するようになり、とうとう和紙のジャケットを河村さんと共に製作されます!

今ではその和紙のジャケットは滋賀で有名になり、三日月知事も着られる程に。
また松木安太郎さんがテレビで羽織るなど、全国的に有名になりつつあります。

高橋氏は、河村さんの諦めない姿勢、どうやったら出来るかという出来る可能性を探し続ける姿勢は経営者に取って必要不可欠なものである。
また私の持っている技術と、河村さんの持っている技術をお互いに協力し合うことにより新たな商品開発に繋がった。これはお互いに同じ同友会という団体に所属しあっているからこそできたことだとおっしゃいます。

同友会の理念に、「同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることを目指します。」があります。
高橋氏と河村さんの事例は、まさにこの同友会理念を体現されたものではなかったのでしょうか?

そして、第1部の報告の後は、大交流会の開幕です。
各テーブルに5~6名の中、お互いの企業の強みを交流し合い、高橋氏のようなビジネスマッチングのチャンスを伺います。
各々のテーブルでは、お酒も入り、かなりの盛り上がりを見せておりました。

最後にはいよいよ来月となりました。
湖南支部3月例会 報告者 植松努氏 ㈱植松電機 代表取締役 北海道同友会会員
のPRが行われ、2月例会が閉会しました。

懇親会とセットになった初の試みの湖南支部2月例会は大成功の例会となりました!

湖南支部3月例会詳細
日時:2017年3月21日(火) 18時~20時30分
場所:栗東文化芸術会館 さきら大ホール
報告者:植松 努 ㈱植松電機 代表取締役 北海道同友会会員
参加費:1,000円 ※中小企業家同友会会員は1社1名無料
記M,R