2016年12月20日(火)にクサツエストピアホテルにて、湖南支部12月例会が参加者40名の中開催されました!!
今回の例会は一部、二部構成に分かれ、一部では、現湖南支部支部長の北野 裕子氏 (株)エフアイ 代表取締役社長による経営報告から始まりました。
報告テーマは『ダイバシティー経営』~スタッフの夢を実現する会社を目指して~。
(株)エフアイは今年、同友会より「滋賀で一番大切にしたい会社」に認定されました。
これは、会社で働く社員さん方に匿名でアンケートを取り、全体の8割以上の社員さんが、この会社で働けて良かった、これからもこの会社で働き続けたいと答えた企業へ送られるもので、今までに湖南支部では、(株)タオさんや、(株)ビイサイドプランニングさんなどが受賞されております。
まさに同友会理念を体現されている企業に送られる賞です。
実は北野支部長はこれまでに滋賀一認定を3回受けておられ、今回3回目でやっと受賞をされました。
それまでは、なかなか社員満足が8割を超えず、苦労をされます。
しかし、その度に、北野支部長はどうすれば社員がもっとやりがいを感じ、この会社を通じてもっともっと成長してもらえるのか?を考え、いろいろな取り組みを行われます。
その結果、今では、社員さんが涙を流しながら「この会社で働けて良かった。もっと成長したいです!」と言って来られるまでに。
これには北野支部長も感動され、今までの自社の取り組みが間違いではなかったと改めて認識されます。
ある飲み会の時に、北野支部長は社員さんに、「どうして、私の言うことや、やる事についてきてくれるの?私の何が良いの?」と質問したそうです。
すると社員さんは、「社長は私たちを信頼してくれている、私たちを信じてくれているのが伝わるからです。」と答えられ、北野支部長は、経営において、最後に経営者自身が自社の社員を信じきれるかどうか?ここが一番大事な部分であるとおっしゃいます。
人を生かす経営とはどういった経営なのか?
言葉で言うのは簡単ですが、いざ人を生かす経営を体現している企業はどんな企業なのか?と聞かれると、なかなか答えを出すことはできません。
今回の北野支部長の報告を聞き、社員満足が8割を超える企業とはどんな企業なのか?またその企業の経営者はどのような考えを持ち経営をしているのか?
学ぶべきもの、経営者が学ばなければならない事が多い報告でした。
第二部では、来年の湖南支部3月例会に向けての動画鑑賞が行われました。
3月には、北海道同友会の会員でもあり、下町ロケットのモデルにもなった、株式会社植松電機の植松 努さんに報告して頂きます。
そこで今回の例会の第二部では、その植松さんが、プレゼン番組TEDという番組に出演された動画を参加者全員で鑑賞しました。
30分ほどの動画でしたが、植松さんのすごさが充分に伝わってきて、中には涙を流す参加者も。
その後、実際に植松さんの報告を聞いたことのある、(株)タオの井内さん、大津発條(株)の坪田さんにミニ報告をして頂き、3月例会に向けてモチベーションを高め、素晴らしい決起会となりました。
北野支部長の経営報告と3月例会の決起会と盛りだくさんだった湖南支部12月例会、今年を締めくくるのにふさわしい例会でした。
是非3月例会、お越しください!!
湖南支部3月例会詳細
日時:2017年3月21日(火) 18時~20時30分
場所:栗東文化芸術会館 さきら大ホール
報告者:植松 努 ㈱植松電機 代表取締役 北海道同友会会員
参加費:1,000円 ※中小企業家同友会会員は1社1名無料