滋賀県中小企業家同友会

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湖南支部 6月例会予告レポート1 報告者「滋賀学園安居校長先生」

湖南支部 例会案内

参加者 北野支部長・井内・笠井・石川・赤井・坂口・矢半田・中村(敬称略)

6月例会の報告者は滋賀学園安居校長先生です。
お伝えしたいことが多すぎるので、2回に分けてレポートしたします。

滋賀学園は、選抜の県勢13年ぶりのベスト8で注目されましたが、
今回報告をお願いしたきっかけは、昨年放送されたヒューレットパッカード社のPCのCMでした。

導入事例として滋賀学園の生徒の様子、先生の感想が全国に紹介されました。
これを仕掛けたのが安居先生です。

CM(=広報活動)は本来「外」に向かうものです。でもこのCMを見た生徒はどう思うでしょう。

先生は?父兄は?

「うちの学校出てるやん」「ちょっとカッコええやん」「うちって凄いことやってんのちゃう」

これほど生徒のモチベーションを上げる手段はないと思います。

滋賀学園の生徒であることに誇りを感じるのではないでしょうか。
また、どんな説明よりも学校が取り組もうとしている方針が明確に伝わります。
これをタダでやる。スゴイ仕掛けです。

先生は生徒に人として尖がることを求めておられます。
第一、先生の言葉が尖がっています。先生はいわゆる雇われ校長で、創始者であり、大きな決定権を持つ理事長がいらっしゃいます。

打ち合わせの中でその学校の運営に対する様々な提案が次々に出てきます。
なぜ先生はこんなことが言えるでしょうか。言えるようになったのか。

それは、先生の物事の見方、判断基準が「自分」ではなく「相手」や「みんな」、
「学校」さらに言えば「滋賀学園だけではなく日本の学校教育」にあるからです。

「自分」を基準に置けば、56才の先生はそれなりの実績があり、上からも認められているのだから、
今の調子で定年までという考えがあってもなんの不思議ではありません。

でも先生はさらに尖がろうとしています。いつか滋賀学園の枠を超えるんじゃないか。
その時には滋賀県という枠もとうに超えていらっしゃるでしょうが。

先生の判断基準が「自分」から「相手」や「みんな」になったか。今回の報告でお聞きください。
絶対、ワクワク、ドキドキの6月例会「ワク熱!安居教室」のご参加ください。

(中村委員)

湖南支部 6月例会のご案内
2016年6月21日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!