日時:2018年5月22日(火) 18時 開会 20時30分 閉会
会場:クサツエストピアホテル 滋賀県草津市西大路町4-32
記念例会報告者:井内 良三氏 (株)タオ 代表取締役
記念例会テーマ:「井内良三、全力投球物語!」~同友会、仕事、そしてシャンソン~
司 会:岩泉 匡洋氏 日本ヒューマンリソース(株) 代表取締役
参加者:38名
2018年5月22日(火) 18時より、クサツエストピアホテルに於いて、湖南市部第38回定時総会が参加者38名の中開催されました。
第1部の総会議事では、全ての議案が成立し、2018年度の役員体制、活動方針案などが承認されました。
第2部の記念例会では、(株)タオ 代表取締役 井内 良三氏に「井内良三、全力投球物語!」~同友会、仕事、そしてシャンソン~をテーマにご報告をして頂きました。
人の自己実現を支援したいという強い想いのもと、井内氏は1992年3月にタオを設立されます。
その後は「天神」という学習ソフトを開発し、順調に売り上げ、京都、奈良、大阪、梅田などに次々と店舗をかまえられます。
12年で売り上げは創業当初の30倍。2006年には「週間ダイヤモンド」という経営雑誌に、10年後の大企業という特集ページに掲載されます。
しかし、代理店が「天神」を真似したソフトを開発。
その後は、控訴合戦、代理店争いなどで一気に売り上げが下がってしまいます。
その頃、同じビルの5階に事務所をかまえていた、高瀬さんより同友会を薦められ入会。
しかし、しばらくは参加せずに、初めて参加した例会は、あの植松電機の植松さんの報告でした。
同友会に来たら毎回このようなすごい人の話が聞ける!とその後は常に参加。積極的に同友会の役も引き受け、活動されます。
井内氏は、同友会の役をやることで、いろいろなすごい経営者に出会うことができたと話されます。
特に例会委員長を拝命した時は、例会報告者と事前打ち合わせに参加することができ、一般の会員よりもより深く会社のことを知ることができたと言います。
そのような様々な学びから、井内氏は多くの経営のヒントを得、会社を変えていかれます。
定時無視→定時帰社
成果報酬→年功序列
効率経営→年輪経営
と様々な改革をされていきます。
その結果、2013年には「第10回日本e-Learningアワード」の大賞を受賞
売り上げも回復されます。
井内氏は、何でも全力で取り組むと、ついてくる人が出てくる、力を貸してくれる人が出てくる。また様々な学びがある。そしてどうせやるならおもしろく、ワクワクできるように工夫すること、それは言葉一つの選び方で変えられると話されます。
気持ちの持ち方や物事の取り組み方で、自分の成長を無にすることも大きな成長にすることもできる。学びは与えてもらうのではなく、自分から得にいく。
そのような大切なことを井内氏の報告から学ばせてもらった記念例会でした。