湖南支部8月例会を開催しました
2022年8月23日（火）18:30～20:45、湖南支部8月例会を草津市民交流プラザ大会議室（フェリエ南草津5階）にて開催しました。30名の参加でした。
ご報告は、草津市で地元密着型工務店・藤田工務店株式会社代表取締役の藤田雅樹さんです。テーマは「会社経営が楽しくなった理由」です。
　藤田さんは藤田工務店㈱の3代目社長です。社長になる前から青年会議所や商工会、そして中小企業家同友会に参加し、組織作りなどの学びと人脈を深めてこられました。そのなかで、他の経営者が輝いて見えたり、自分はこれでいいのかといった苦悩がありました。
社長になられてからは、自社の経営を知ろうということで、経理（仕訳）や支払いを自分でやってみてお金の流れを把握したり、資産管理を見直したり、またお客様のデータを分析して自社の強みを把握するなどされました。売上管理では細かい取引でも粗利を計算し、粗利管理を徹底されています。
そして、自社を表現するにはどんな言葉がいいだろうかと考えたとき、かつて経営指針を創る会に参加して際にOBから「藤田さんの会社ってかかりつけ医のようなものですね」と言われたことを思い出し、「地元のかかりつけ工務店」という自社のイメージを見出しました。
藤田さんは経営に悩み大変な時期を経験されていますが、今では経営を楽しむようになったとおっしゃいます。藤田さんにとって楽しみとは「自分自身が成長すること。そして人の役に立つこと」です。
「今では何があっても楽しいと感じる、社員さんもお客さんも楽しむ、ここにいてよかったなと感じてもらいたい。この会社に居てよかったと思える会社にしたい」と力強くおっしゃいました。
今の課題は１０年後自社がはどうなっているか、どうなっていたいかを見出すことで、日々楽しみながら経営にまい進されておられます。