滋賀県中小企業家同友会と立命館大学経済学部との協力協定に基づいてスタートした同学部2回生対象の「キャリアデザイン講義」(担当:共育・求人委員会)第1講が10月13日(木)16:20~17:50まで立命館大学で開催され、ニューワンズ株式会社 代表取締役の新庄 一範さんよりご講義をいただきました。約130名の学生さんが出席されました。
立命館での4年ぶり2度目となるご講演、『夢が見つかる!広がる!叶う!ニューワンズ 認知症ゼロへの挑戦』をテーマにお話し頂きました。
【会社を起こすまで】
漠然と『経営者になりたい』とい想いを抱えていた新庄さん。大学を卒業後、経営の勉強をするためにコンサルティング会社に就職します。経営者の生の声を聴きながら独立のための準備を始めました。そんな時、お父様が脳梗塞で倒れ、右半身が麻痺し、介護が必要な状態になりました。お父様は元気な体を取り戻すためにリハビリに励まれますが、医師からアルツハイマー型認知症の診断を受けます。当時の介護業界は需要に供給が追い付いておらず、多くの入居者や利用者をさばくような介護施設がほとんどでした。介護業界の現状に衝撃を受けた新庄さんは、『より利用者の心に寄り添った介護サービス立ち上げよう』と決意します。そうしてニューワンズ㈱を設立されました。
【夢を実現させる方程式】
新庄さんは学生さんにお伝えしたいこととして
『1+1+1=∞』
を挙げました。
これは新庄さんが考えたもので、人と人とが協力すると、結果としてとてつもない成果を実現できるというものです。
新庄さんはこれまでに3つもの夢を叶えてきました。
”有名な経営者と共に仕事をすること”、”何かの分野で1番になること”、”ニューワンズ㈱の設立”の3つです。
決して自分は優秀な人物ではなかったと振り返りながら、それでも夢を実現できたのは、
『人の可能性は無限大であること』と『夢は必ず叶う』の2つの考えを持ち続けたからでした。
新庄さんはこれまで経験を踏まえ、”同じ夢を持つ仲間を見つけ、とことん突き詰めてチャレンジしてほしい”と学生にメッセージを送りました。