力を合わせて仕事を行うことの大切さを学ぶ~2018年度新入社員研修会を開催~
滋賀県中小企業家同友会の共育・求人委員会が主催する2018年度新入社員研修会が、4月3日(火)午前9時30分から午後4時30分までフェリエ南草津5階の草津市民交流センターで開催され、19社から32人の新入社員と、付添と委員会スタッフ13人の参加で行われました。
司会は共育委員の中野 裕介さん((株)ジョーニシ 常務取締役)が担当。共育(求人)委員長の小田柿喜暢さん(大洋産業(株) 代表取締役)の提案で、誕生日順に並び、右隣の人すべての名前を言ってから自己紹介をする、アイスブレイクを兼ねたユニークな開会セレモニーで研修をスタートしました。
午前の部では、㈱植松電機 代表取締役 植松 努さん(北海道中小企業家同友会同友会会員)の講演DVD鑑賞を行いました。
「夢を大切にすること」「これからの世の中は0から1を創り出せる人が必要」「努力をしないと無能になる」「どうせ無理ではなく、だったらこうしてみたら?と考える」など、植松さんの心に刺さるメッセージに、約2時間、誰一人眠ることなく、食い入るように画面を見つめていました。
受講生からは「失敗を恐れず、自分が興味を持ったことに対して、挑戦し続けることが大事だ」「今まではどうせ無理と思い、出来ない理由を探してきました。これからは、社会人として、やらない理由を探すのではなく、どうすれば出来るのか、これは成長するチャンスだ、と思うようにしたい」と感想が寄せられました。
お昼休憩を挟み、エフアイの新入社員さんからストレッチ指導を受けた後、午後の講義をスタート。
まずは「夢を実現するために必要なことは何か?」をテーマに、グループディスカッションを行い、各グループより討論内容を報告し合い、学んだ中身を確認し合いました。
最後のカリキュラムは、共育委員の笠井 智美さん(プレゼンスクリエイト 代表によるチームビルディング体感ワーク「ストロータワーづくり」。配布されたストローを使い、より高く、よりかっこいいストロータワーを作り上げるワークです。
限られた素材と時間で、より高く、かっこいいタワーを作るにはどういった工夫が必要か?また、性格も個性も違う人々と同じ目標に向かって協力し合い、望む結果を出すにはどうすれば良いかという、今後社会人として必要になる能力をこのワークで経験しました。
最後には、うまくいった部分、次回改善するポイントを各グループで話し合い、グループ発表。
事業の発展には欠かせない、PDCAサイクルの重要性も経験しました。
受講生らか「いろいろな業種の新入社員さんと話し合え、力を合わせて仕事を行うことの大切さを学びました。明日から自社の業務にいかせるよう、しっかりと持ち帰りたい」と心強い感想が寄せられました。
◯2018年新入社員研修 受講生参加企業(順不同)
(株)あぐり進学
(株)安土建築工房
一哲(同)
(株)エフアイ
湖北精工(株)
(株)サン機工
滋賀ビジネスマシン(株)
(特非)滋賀県社会就労事業振興センター
滋賀建機(株)
(株)ジョーニシ
大洋産業(株)
大安工業(株)
寺田商事(株)
ニューワンズ(株)
(株)ピアライフ
(株)ビイサイドプランニング
(株)HIROTA
宮川バネ工業(株)
(社福)わたむきの里福祉会
記:前川