2016年4月11日(月)09:30~16:30まで同友会事務局研修所にて共育委員会主催の「第1回 後継者ゼミナール」を開催し10名が参加しました。
講師は、プレゼンスクリエイト 代表 笠井 智美様です。(後継者の軍師認定コンサルタント1級)
参加者には、2代目後継者、同族会社で親戚が社長でありその後の後継者、社員からの後継者と様々な立場の後継者が5名参加していただけました。
前半は、講師から講義で「後継者が持つべき視点と決意」ということで、後継者の体験談の映像をみてデスカッション、続いて、後継者の立場、立ち位置の確認。
大変印象に残ったことですが、自分が変わり、「超友好的な乗っ取り」という言葉です。友好的と乗っ取りと言葉は、相反するように感じますが、相反することがあることが、みんなにも印象的に残ったようです。
後継者と経営者どちらもが「後継」に向き合う必要があると気付けました。
後半は、宮川バネ工業 代表取締役 宮川 草平様より 「後継者が会社を引き継ぐために必要な3つのこと」をテーマに報告をしていただきました。
宮川さんが、現会社に入社されて、社長になるまでのお話をされました。その中で宮川バネに対する思いの確認をされたところは、印象的でした。
必要な3つのことは
①主体性
②経営指針書の作成(創る会への参加)
③後継者への全権委任だと!
どの項目も、実体験を通じで、感じられていることなので後継者の皆様に届いていることを感じました。
報告後、グループ討論では、宮川さんからテーマをいただき、みんな真剣に後継について向き合っていました。
最後は、後継者の方が感想プレゼンを行い、1講を終了しました。
次回までの宿題を各々発表されたので、次にお会いできるのが楽しみになる研修になりました。
(共育委員 上田(幹) 記)