滋賀県中小企業家同友会

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人を生かすリーダーの役割と技術を学ぶ~第2回中堅社員研修(共育委員会)~

共育・求人委員会 委員会レポート

2016年度 第2回中堅社員研修会を開催しました。

平成28年4月15日(金)に、草津市まちづくりセンターにて、滋賀県中小企業家同友会 共育委員会主催の2016年度 第2回中堅社員研修会が開催されました。

今回は平成28年3月11日(金)の第1回に引き続き、11社より17名が参加して、10時の開講式から16時30分まで前回の研修も塗り帰りつつしっかりと学び合いました。

内容については「部下の育成も中堅社員の大事な仕事です。リーダーとして部下にどうかかわったらいいのか、その具体的な手法を学びます。」という研修会のテーマに沿って、株式会社プライウッド・オウミ 営業部部長 廣瀬憲司さんの中堅社員を代表しての報告と、株式会社あぐり神学 代表取締役 青木 孝守さんの経営者からの報告が行われました。

グループ討論は上記報告者の内容を踏まえ、「自分が一歩踏み出せてないこと、一歩踏み出したいことは何ですか。」と「自分がどんな時に成長したか。周りの人々とのどんな関わりが自分を勇気づけたか?」といった2つのテーマで、各テーブル熱のこもった意見交換が行われました。

その他、講師の笠井智美さんによるコーチングについての講義も行われました。「部下の成長を促す聴き方・伝え方」というテーマのもと、コーチングとティーチングの違い、共感と同感の主体性の違い、そして、中堅社員に求められるリーダーシップとは何かなど、具体例を交えながら、最後は受講生自身の問題に置き換える形で、受講生同士による活気のあるディスカッションが行われました。

とりわけ、伝え方の鍵となるのはBeということを意識するため、コーチングワークを通じて、限られた時間内で相手の意見や考えを引き出し、相談者自身にテーマについて考えさせる体験が新鮮でした。

参加した弊社の社員からは、ディスカッション中にでた「自分が成長した時」という視点に何か気づきがあったようで、その点について帰社後、色々と意見を言ってくれました。
おそらく、参加したいずれの企業の中堅社員の方も各々何らかの気づきを持ち帰っていただけたと思います。
(共育委員 中野記)