滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-経営労働委員会-

第47期経営指針を創る会第7講・修了式を開催しました

経営労働委員会 委員会活動報告

クサツエストピアホテルにおいて第47期経営指針を創る会第7講ならびに修了式を開催しました。

 今年の1月からはじまり8ヶ月かけて経営者どうし切磋琢磨して学んできた第47期経営指針を創る会もいよいよ最終日。

 第7講は経営指針書の模擬発表会。受講者が練りに練った経営指針書を発表し、OBOG団が或いは社員、或いは銀行、或いは大学生の視点から質問を投げかけ、経営理念から導かれるビジョンや事業計画に矛盾がないか・経営姿勢にブレがないかを確かめます。

 実際の経営の現場では、社員や取引先、銀行が経営者が発表した経営指針に面と向かって意見を出すことはありません。労使見解に基づく経営を実現できなければ、この模擬発表が意見をもらえるラストチャンスになるかもしれません。OBOGも抜けがないよう、さまざまな視点から問いを投げかけました。
 分科会後は三重大学教授の青木雅生教授より経営自身の実践についてご講義いただきました。

 受講者の感想では大変な8ヶ月だったが様々な刺激を得られたこと、まだ不完全だが自分の思いが入った理念がつくれたこと、受講開始時と今では全く意識や視点がかわり経営者としての姿勢ができてきた等の感想が述べられました。

 とはいえ、修了はスタートラインに過ぎません。これからは原則、すべて自己責任で経営の舵取りをしていかねばなりません。それは受講者もOBOGも同じこと。

 明日からの経営実践に向け、参加者一同、新たなスタートラインを切りました。