2019年2月16日(土)10時~18時、同友会事務局にて、第41期経営指針を創る会第5講が開催されました。第5講は、テーマ「労使にもとづく企業つくりの方向性を確立する」、ゴール「対等な雇用関係の具体的なあり方を計画的に織り込む」で進められました。
分科会においては、受講生の作成した「3ヵ年経営方針検討シート、3ヵ年利益計画表、3ヵ年経営計画」について、報告と論議が行われました。今回から、経営の具体的な定量計画も検討していくことになりますが、それらを実現するための定性事項や目指すべき10年ビジョン、それらの幹である経営理念との整合性も重要となっています。各受講生においては、理念の深まり度合と各計画の整合性ということに苦労されていると感じました。
次回課題(単年度計画、経営指針書)のプレゼンテーションでは、加賀山さん(安心コンサル(有)代表取締役)が自社事例をもとに説明されました。
テーマ勉強会では、三重大学人文学部の青木雅生先生より「経営指針書に基づく経営とその実践~社員共育とその仕組みづくり~」という題にて、経営理念の重要性について、とても分かり易いご講義をされました。
いよいよ経営指針書をまとめ上げていくというタイミングで、経営理念の役割、それをどのように共有化していくかなどを、改めて振り返り今後につなげていくには、丁度よい内容であったと考えます。