二日目の分科会も恙なく行われ、各受講生はそれぞれ第二講に向けての課題を持ち帰られました。引き続き8月20日に行われる第二講も、一人も欠けることなく開催されることを望みます。 (S・M)
2016年7月8日(金)~9日(土)、前年度に引き続き「ホテルラフォーレ琵琶湖」にて、第38期経営指針を創る会第1講が開催されました。
例年より3名多い12名の受講生と、18名のOB、計30名が参加し、今年は一人の受講生も欠けることなく二日間にわたる勉強会が無事終了しました。
開講に当たり、代表理事の滋賀建機蔭山会長よりご挨拶を頂き、その後は早速、4つの分科会に別れ、課題として作成してきた経営理念検討シートに基づき、各々が何のために経営をするのか、自社の役割とは何か、真剣に討論を重ねて経営指針創りを進めました。
第38期のテーマ勉強会では、例年に引き続いてひかり福祉会の高橋信二氏より、「経営者の責務~地域社会や地球環境はなぜ必要か~」というテーマでプレゼンを行って頂きました。また、本年度よりの試みとして、理念と方針をつなぐ「ビジョン」策定の一環として、「10年後の自社の姿」をイラストで表現する、というワークショップが行われました。
夕食後は「夜学」として、各班の交流部屋で受講生一人ひとりに「自己紹介~生い立ちから現在まで」「これまでのターニングポイント」などについて40分づつお話をいただきました。とにかく受講生は自分のことを話す、OBは一切口を差し挟まずに聞くという姿勢に徹底して行われる夜学は、1日の大変な勉強会を終えた後としてはかなりハードな企画です。
しかしながら、40分ひたすら自分のことを話すという作業を通して、率直に書けなかった素の自分の姿、大切にしている人生観、価値観などを再発見し、経営理念検討シートの課題に活かせることができた、という受講生の声も多く挙がっていました。どうしても課題として作成する経営理念検討シートには聞こえの良いことを書いてしまいがちなので、非常に有用な企画でありました。
二日目の分科会も恙なく行われ、各受講生はそれぞれ第二講に向けての課題を持ち帰られました。引き続き8月20日に行われる第二講も、一人も欠けることなく開催されることを望みます。 (S・M)