滋賀県中小企業家同友会共育委員会主催の経営共育塾第4講(最終)が8月4日(木)18:15分から21時までクサツエストピアホテルで開催され9社より23名の経営者と幹部社員が参加し学び合いました。
報告者は、株式会社ビイサイドプランニング社長の永田咲雄さん。「指針経営の実践、学びと気づきと実践と」をテーマに29年間の経営を振り返り、理想の会社づくりに向かって積み上げてきた考え方と指針経営による実践事例を問題提起をしていただきました。
ビイサイドプランニングさまでは、
一人ひとりが必要とされ感謝される人材育成を実践しておられました。
最初に、朝礼で大きな声を出すことも苦手だったという社員さんが
イキイキとした姿でハイタッチをし、自己を語れるようになったという映像を見せていただきました。
感謝、元気が自他ともに成長と満足を促す素になるのだと感動しました。
同友会ではよく経営指針書を作る会のススメを聞きますが、
永田社長は2度も経営指針を作る会に参加なさったとのこと。
それでも、29年の経営経験のあいだに幹部社員が退職されたり、経済危機に直面されたりしたお話を伺い、
理念経営や指針を実践に移すことは難しく、続けることはもっと難しいのだと感じました。
しかし、永田社長は都度 志を持って指針書を作っておかれたから、
その後の幾度の転機も、理念と現実と自分の行動を何度も照らし合わされたことで
骨のある指針経営をなすことができたのだと思います。
当社の参加者たちも、志と行動が伴うようになるまで、トライアンドエラーで挑んでいく元気をいただきました。
(株式会社 ハートコンピューター 高橋玲子 記)