滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-大津支部-

同友会で得た学びと仲間!! 大津支部2月例会を開催しました!

大津支部 例会レポート

日時:2019年2月27日(水) 18時30分 開会 21時分閉会

会場:びわ湖大津館 桃山会場

報告者:佐倉 政治氏 (一社)オールヒューマン 代表理事

テーマ:「描くだけでは達成出来ない!起業から本当に必要なこととは?

僕の経営マインドにスイッチを入れた同友会だからこそ出会えた仲間

司 会:近藤 公人 滋賀第一法律事務所

座 長:寺田 俊介 (株)ドリーム

参加者:32名

2019年2月27日(水)18時30分より、びわ湖大津館 桃山会場にて、参加者32名の中、大津支部2月例会が開催されました。

佐倉氏は、障害を持つ子どもたちを支援したいとの思いから一念発起され、平成28年9月に「放課後等デイサービス(以下「放デイ」という。)るぴなす」を自身の出身地である大津市堅田で開設されました。しかも、堅田地区は大津市内でも放デイの激戦区※(※大津市内で28件のうち、堅田以北で10件)です。

ところが、開設後すぐに利用者が集まるだろうとの甘い考えは全く通用せず、素人経営者には現実はやはり厳しく、資金は減る一方の毎日でした。

このようなどん底状態の平成28年11月にワラにもすがる思いで同友会に入会されました。放デイの経営が上手くいかない悩みを会員である先輩経営者たちに打ち明け、経営のアドバイスや励まし、チラシ作成や広告看板設置の協力、放デイで使うお米の無償提供、子どもたちが仕事を学ぶための工場見学、仕事体験の場の提供を受け、少しずつ経営は立ち直り始め、放デイ開設後1年8か月でやっと損益分岐点を超えることができました。

佐倉氏にとって、同友会とは、

 

・モチベーションを維持、高めてくれる

・諦めない気持ちを持たしてくれる

・自信を持たせてくれる

という存在であり、人と人との繋がりの大切さを身に染みて感じることになりました。

立ち直るきっかけとなったのは同友会のサポートはもちろんですが、自身の理念である「子どもたちの自己肯定感を育てる」という原則を貫き通したことです。

夢は、「子どもたちが自分の決めた道で社会のワンピースになること」。放デイは、あくまで手段であって目的ではない。子供たちが成功体験を高め、自分の道は自分で決める(自己決定)ようにすることが目的であると、最後に熱く語られました。

記S,Y