政策委員会2018年度経過報告
1)スローガン 「中小企業憲章の精神を広げ地域に振興条例の意義を広めよう」
2)方針・活動報告と反省
県内への条例制定の働きかけは具体的には進まず、愛媛の東温市を見学に行き、他府県の事例を参考に勉強を重ねるにとどまりました。例年通り、県に対して「要望と提案」を行い、三日月知事とも懇談会を行うこととあわせ、県議会議員団からのヒアリングにも参加しました。要望も少し絞った形での要望としているよう心がけました。6月の条例月間については準備期間が不足していて実施できませんでした。中同協の政策委員会参加し、全国の状況を知ることができました。政策委員会も月例で開催されるようになり、立命館大学のご協力も得られています。
3)取り組みがあった成果報告
年間計画にはありませんでしたが、中小企業に社員の奨学金返済に関してのアンケート調査を実施し、第17回報道関係者との懇談会ではマスコミに発表いたしました、中小企業への若年者の求人の一助として、貸与型と給付型のモデル規約を作成しアンケートを頂戴した会員企業に送付しました。
政策委員会2019年度活動方針
1)スローガン ~地域ビジョンを考え、作成する~
政策委員会の活動に広く参加してもらい、各地域の未来を語りあってみよう。
2)基本方針
①中小企業憲章を具体化し、地域の未来を考えることを通じて、地域と自社の発展を考える。その活動を通じて、振興条例の必要性を感じてもらう。
②政策委員会という堅いイメージをできるだけわかりやすく伝える取り組みで委員希望者を募る。
3)活動計画
①中同協政策委員会と憲章・条例本部に参加して学習し、委員会の確立の意義と手法を探り、月例の委員会開催と新委員を募ります。
②いくつかの地域程度に絞って「地域ビジョン」(数年後・10年後のあるべき姿、地域の未来像)を考えるワークショップを複数回開催します。
③「2020年滋賀県への中小企業家の要望と提案」を知事と商工観光労働部へ提出し、並行して各会派の議員団に提出します。
④第18回となる報道関係者との懇談会を開催します。
⑤定例の政策員会で立命館大学の先生方にアドバイスをお願いしながら、地域の問題について行政と話し合える組織にしていく。