滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-高島支部-

社員の夢や幸せの実現をどこまで本気で願っているか!~高島ブロック10月例会

高島支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック10月例会が19日(水)18:30~21:00まで安曇川公民館で行われ5人が参加しました。
今回はリオオリンピックシンクロナイズドスイミングの日本代表コーチである井村雅代氏のDVDを教材にして、「目標を達成できる指導力とは!」をテーマにディスカッションを行いました。

 「今の若者は絆とかチームワークとか仲間意識を大切にして、自分の個性を最大限に発揮することを避けている」「レベルの低いチームワークは手抜き人間を育てる」「自主性を強調すると自主性の呪縛で人に聞いたり学んだりしなくなる。聞くことからはめなさい」「出来るまで練習するからできるようになる。出来ないとなら寝る間を惜しんででも練習せよ」「オリンピックに魔物は居ない。勝つべき人、粘っこい人が勝っている」「プレッシャーはやり甲斐」「自分を認め、長所を伸ばし、短所も避けずに改善しないと成長しない」「上司は部下の人生を大切に考えてあげること。叱ることも必要」「明日からしようはダメ。今日から、今から」・・・などなど、井村コーチの「それは言い過ぎでは」と思える厳しい指導法も、選手の夢を実現するためにトコトン向き合い、能力を引き出し、最後は結果を出すという強烈な責任感からです。
ゆえに、最後は結果を出す、選手は心から感謝し笑顔とメダルを持って帰っています。

 わが社で社員にこれ程までに迫れるのか、逆に経営者としてどこまで社員の夢や幸せの実現に責任を持っているのか!自分の胸に突き刺さる思いでビデオを見て討論しました。
同友会では「自主・民主・連帯」の精神をいかした会社経営を学んでいますが、ここで言う連帯とは、低いレベルでの助け合いではなく、高い次元で切磋琢磨することであると、あらためて確認できました。(M・H)