滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-ユニバーサル委員会-

第5回ユニバーサル委員会例会を開催しました。

ユニバーサル委員会 委員会レポート

10月23日㈭、第4回ユニバーサル委員会例会として、甲賀市の児童養護施設「鹿深の家」の見学会を行いました。ユニバーサル委員会では障がい者雇用問題のみならず、社会的養護児童の就職や進路、卒業後の居場所や繋がり作りについても、地域の中小企業が関わるのが当たり前になることを目指して活動しています。その一環として昨年度は社会福祉業議会のつながり若者センター(略称:つなわか)と協力してケアリーバーについての勉強会を行いましたが、本年度は実際の養護施設での見学会と、福祉・企業の意見交換会として開催しました。

鹿深の家は昨年度に建て替えが行われたばかりの非常にきれいな施設で、子どもたちが生活する棟の他、地域の住民の交流スペースとして使える広い部屋も備えており、本日の意見交換会もこちらで行いました。

福祉関係者・会員合わせ29名が集まり、養護施設の現状などについてご報告を頂いた後、事例も交えながら4グループに分かれての意見交換会を行いました。

企業側からは「このような実態を初めて知った」「企業の果たす役割が養護児童にとって非常に大きなものであることが分かった」等の学びがあったとの声が上がりました。福祉側からも、「障害を持つ児童がそれをクローズにすることが良いのかどうか」など、企業側の様々なフィードバックが受けられたそうです。

ユニバーサル委員会では次年度も引き続き社会的養護に関わる例会を企画し、さらに多くの地域の企業の関り作りを進めていきます。