滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-ユニバーサル委員会-

社会的養護と関わり、企業の社会貢献と人材確保を~障全交in滋賀第5回プレ学習会~

ユニバーサル委員会 委員会レポート

滋賀県中小企業家同友会・人を生かす経営推進3委員会(ユニバーサル委員会・共育求人委員会・経営労働委員会)では、第20回障害者問題全国交流会(2019年10月17日(木)~18日(金)於:琵琶湖ホテル)の開催に向けて、多様な人材の個性や能力をいかすことが出来る企業や地域づくりに向けた学習会を開催しています。
その第5回目となる学習会を、滋賀県障害福祉課様・労働雇用政策課様のご協力を得て8月3日(金)15:30~18:30まで県庁 北新館3階中会議室で開催し52名が参加しました。

報告者には、神奈川県中小企業家同友会 ダイバーシティ副委員長で(株)フェアスタート 代表取締役の永岡 鉄平 さんをお迎えし、「もったいない!! 社会的養護には多くの人財が埋もれている!? 〜彼らを理解し生かすことで、企業経営の貴重な担い手に〜」をテーマに問題提起をしていただきました。

講師の永岡氏からは社会的養護の基本的な説明、事業としてされている実践報告、またその実践からの考察を企業の視点からお伝えいただきました。
同友会会員の参加者からは「社会的養護という言葉自体を初めて聞いたが、雇用という側面からも、非常に興味深い内容だった。」という声が聞こえてきました。
また、行政・施設関係者からは「企業の方の社会的養護に対する想いや考えを聞く貴重な場になった。何より社会的養護の子どもたち及び若者を理解し、受け入れようとしていただいている気持ちが伝わり、とても嬉しく感じた。」という感想をいただきました。
今後もこのような形で、残り数回プレ学習会の機会を設け、滋賀で開催される障全交に向けて盛り上げていきたいと思います。

学習会のあと、永岡氏を囲んで懇親会を行い、中小企業の経営者、障害者の自立支援や就労困難な人たちの支援に取り組み関係者が席を同じくし、お酒を酌み交わしながら、引き続き意見交換を行いました。
このような場を持てるのは、「人間尊重の経営」を推進し「国民や地域とともに歩む中小企業をめざす」理念を持つ滋賀県中小企業家同友会ならではのことです。

有り難うございました!