滋賀県中小企業家同友会第6回ユニバーサル委員会が10月10日(水)午前9時30分から同友会事務局で会員と就労支援学校の先生含めて12名の参加で行われました。
前半は、中同協障害者問題委員会の報告と、障全交in滋賀(2019年10月17日(木)・18日(金)琵琶湖ホテル)の開催に向けた企画の検討、「ユニバーサルニュース」の発行について役割を分担を行いました。
中同協の障害者問題委員会に参加した田井委員長と小島副委員長からは、第20回障全交in滋賀の開催まであと1年となり、全国からの期待が高まっていることと報告がされ、開催地としてあらためて身の引き締まる思いを共有しました。
第2部の勉強会では「今日における社会的就労困難者の課題」をテーマに、「若年無業者の就労実態」を朽木 弘寿さん(地域若者サポートステーション・就労ネットワーク滋賀)、「社会的養護の若者の就労支援」を遠城 孝幸さん(四つ葉のクローバー)、「都市部における障害者の就労状況と地方都市でのテレワークによる仕事づくり」を岩泉 匡洋さん(日本ヒューマンリソース)よりご報告いただきディスカッション。働く意思がある人々の個性や能力をいかす条件と環境づくりは、中小企業の自主的な経営努力と創意工夫を基礎にして、福祉や行政との信頼関係と密な連携で構築されることに、あらためて確信を持ちました。
また、今回のユニバーサル委員会には、滋賀県中小企業家同友会創立40周年「社長の学び場」PR大使の前川保志花さんがゲスト参加され、同友会の人を生かす経営について一緒に勉強をしてもらいました。そして、「社長の学び場」を広めるために、ユニバーサル委員会の活動をインタビューしてもらいました。前川保志花さん、有り難うございました。最後は記念撮影もちゃっかりと。
多くの中小企業経営者の方が、人材確保の課題を地域の多様な人材の力をいかす社会的な就労にまで広げて考えるきっかけ、第一歩につながれば幸いです。(M・H)