滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-ユニバーサル委員会-

第20回障全交in滋賀 実行委員会キックオフ!~

ユニバーサル委員会 委員会レポート

第20回障全交in滋賀キックオフミーティングが2019年4月2日(火)17:30~20:00までフェリエ南草津5階 大議室で概要以下のスケジュールで開催され45人が参加しました。

17:30 開会 司会・進行 小島さん(障全交in滋賀 事務局長)
開会挨拶 蔭山代表理事・障全交in滋賀大会会長
田井ユニバーサル委員長・障全交in滋賀実行委員長
実行委員任命書交付 お名前をお呼びしますので前へ。

17:45 障全交in滋賀開催概要の説明
・開催概要 田井委員長

・組織とスケジュール 小島事務局長

18:00 中同協障害者問題委員長より問題提起
テーマ:「同友会運動と共に歩んだ私の経営~誰もに生きやすさ・暮らしやすさのある地域社会の担い手へ~」
問題提起者:比嘉ゑみ子 中同協・障害者問題委員長((有)やんばるライフ社長・沖縄同友会)

1973年、施政権が日本に返還されたばかりの沖縄へ嫁ぎ、貧困や開発、基地問題など沖縄の経済や社会の変動と共に生きてこられた比嘉さん。会社設立20年目にして比嘉さんを障害者雇用に突き動かした背景には、「私に仕事をください。お母さんをもっと楽にさせてあげたい」と訴える養護学校卒業生の声でした。その後は、本業のダスキン事業の制約を受けないお掃除業を始めて障害者の雇用を推進。さらに地域の特産品(アセロラ)を原材料にした化粧品開開発と販売を手掛けるなど、地域とともに歩み生きる中小企業として社会的な課題の解決を事業に取り込んで推進してこられました。沖縄同友会の雇用就労フォーラムは地域の自治体を捲き込んで開催され、今年で14回目を迎えるとも。労使見解の精神に学び、人を生かす経営を推進するという同友会運動そのものが、比嘉さんの障害者雇用であり、国民や地域とともに歩む経営であることを強く感じられたご報告でした。

・中同協よりご参加の副委員長皆さんよりご挨拶
榎本 重秋 中同協障害者問題副委員長(ぜんち共済(株)・神奈川同友会)

奥脇 学 中同協障害者問題副委員長((有)奥進システム社長・大阪同友会)

19:30 部会別顔合わせ(取り組み・スケジュール確認・連絡手段確認等)

①役員・中同協A

②役員・中同協B

③学びグループ(川崎・川邊)

④広報・印刷グループ(岩泉)

⑤PR・動員グループ(宮川)

⑥設営・運営グループ(城) 懇親会・ツアーグループ(寺田)

⑦実行委員外グループ

20:00 まとめ

20:15 解散
懇親会「和処Dining iROHA」


第20回障害者問題全国交流会in滋賀 開催要項
(2019.03.12中同協第4回幹事会承認)
1)中同協としての第20回障全交の意義・目的 【中同協】
1、障害者問題について関心を深め、障害者雇用の取り組みの輪を広げる運動として発展させていきましょう。
2、誰もがともに育ちあいその能力を発揮できる質の高い職場環境をめざし、人を生かす経営を総合実践しましょう。
3、地域の行政や他団体とも連携して、就労困難者の支援に取り組み、共生社会の実現を目指しましょう。        (第18 回障害者問題全国交流会アピールより)

2)開催地滋賀同友会の開催意義・目的【滋賀同友会】(第5回ユニバーサル委員会検討2018.09.12)
①「気づく」・・・障害者を含む全ての人に、働く力・自ら育つ力があることに気づく
②「理解する」・・・障害者雇用が、同友会運動の人を生かす経営の実践であることを理解する
③「実践する」・・・誰もが個性や能力を発揮でき、共に育ち合える職場環境を目指し、できることから一歩を踏み出す
④「考える」・・・第20回障全交を契機として、これからの障害者問題とは何かを考える

3)第20回障全交のメインテーマ
『人が輝くから企業が輝く、地域が輝く!』
開催地スローガン
~”おかげさま”と”ええあんばいの心”でよい会社をつくろう!~
★スローガンへの想い
人が生き生きと働ける環境を作ることは経営者の使命です。だからこそ創意工夫が生まれて人も会社も成長し、結果として地域も輝きます。障害者・健常者という区切りではなく、“働く人”としての個性や能力を生かす経営の実践こそが、お客様や地域の期待に応える企業の維持・発展につながります。人口が減少して就労困難者が増加する社会を迎え、憐れみの気持ちや法定雇用率を満たすためではなく、経営のパートナーとして障害者を雇用し、共に育つ職場づくりを推進する。
“おかげさま”・・・どんな人の存在にも感謝し、互いに生かし合う
“ええあんばいの心”・・・決して妥協ではなく、互いが足らないところを補い合って
切磋琢磨する

4)主催、設営、後援(予定)
○主催:中小企業家同友会全国協議会
○設営:滋賀県中小企業家同友会
○後援(予定):滋賀県・大津市・滋賀県教育委員会・滋賀労働局・滋賀県商工会議所連合会・滋賀県商工会連合会・滋賀経済同友会・滋賀経済産業協会・滋賀県中小企業団体中央会・びわこビジターズビューロー・糸賀一雄記念財団

5)概要
○日 程 / 2019年10月17日(木)13時開会 18日(金)12時閉会
○会 場 / 琵琶湖ホテル
○規 模 / 500名(各同友会400名・滋賀同友会100名)
○分科会 / 6つ(内見学分科会1つ)
◎参加費 / 22,000円(分科会・全体会・懇親会・記録誌・運営費として)

6)当日スケジュール
10月17日(木)13:00 分科会開始 ~ 18:00 分科会終了
18:30 懇親会開始 ~ 20:00懇親会終了
10月18日(金) 9:00 全体会
セレモニー(来賓挨拶他)・記念企画(120分前後)
11:45 まとめ・閉会挨拶
12:00 閉会  → (OPツアー予定)

7)分科会構成(6分科会)
第1分科会 主テーマ:共に学び 共に育つ職場づくり(北海道同友会)
報告者:奥山 敏康氏 (株)アイワード 代表取締役社長
第2分科会 主テーマ:多様な人材をいかす 企業経営の実践(神奈川同友会)
報告者:川田 俊介氏 (有)㈲川田製作所 取締役副社長
第3 分科会 主テーマ:企業家として障害者問題にどう向き合うか(愛知同友会)
報告者①:杉浦 昭男氏 真和建装(株) 取締役会長
報告者②:浅井 順一郎氏 (株)浅井製作所 代表取締役
コーディネーター:馬場 慎一郎氏 データライン(株) 代表取締役
第4分科会 主テーマ:就労困難者の就労と定着の取り組み(滋賀同友会)
報告者①:青山裕史氏 油藤商事(株) 専務取締役
報告者②:永岡鉄平氏 (株)フェアスタート代表取締役(神奈川同友会)
コーディネーター:遠城孝幸氏 認定NPO法人 四つ葉のクローバー 代表補佐
第5分科会 主テーマ:障害者の自立支援(栃木同友会)
報告者①:古澤正巳氏 ㈱鹿沼自動車教習所 代表取締役
報告者②:福田由美氏 NPO法人CCV 理事長
第6分科会(見学) 主テーマ:障害者雇用なんてムリ!と思い込んでいるあなたへ(滋賀同友会)
報告者①:永井 茂一氏 (株)ピアライフ 代表取締役
報告者②:大川 葵 氏 (株)ピアライフ 賃貸事業部担当

8)記念企画 「この子らを世の光に」映像&トーク
「この子らを世の光に」に込めたれた日本の障害福祉の父と言われる「糸賀一雄」氏の思想と実践の記録(NHKスペシャル2007年放送)を鑑賞し、「人を生かす経営」を切り口にディスカッションして、これからの同友会運動と自社経営での実践にいかす。
パネラー:牧野 望 氏(NHKチーフプロデューサー)
比嘉 ゑみ子 氏(中同協障害者問題委員長) 他1名の予定
ファシリテーター:高橋信二 氏 ((福)ひかり福祉会 理事長・滋賀同友会)

―以上―