滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-ユニバーサル委員会-

2017年度活動報告と2018年度活動方針

ユニバーサル委員会 総括と方針

2017年度ユニバーサル委員会活動報告

1)スローガン:『障がい者をはじめとする就労困難という課題を試金石とし、人を生かす経営の実践を広げよう!』
2)2017年度活動概要:労働人口が減少してゆく中、働き手の不足は企業存続の危機です。ほんの少しの理解と支えがあれば、大きな労働力となる人たちがいます。『人を生かす経営の実践』として、働きたいと思う人が最大限の力を発揮できる企業づくりの拡大をめざし活動してまいりました。
3)活動報告
-1 2019年第20回障害者問題全国交流会の開催に向けて
①開催目的・開催意義の明文化:開催目的・意義については、中同協の確認が必要でした。委員会としての案をまとめ、中同協に諮り進めて行きます。


②学習会の開催:理事会・支部のご協力のもと、今年度も2回開催させて頂きました。障害者という視点ではなく、労働の担い手としての雇用をされている報告は、素晴らしいものでした。地域の若者(健常者・障害者と問わず)から選ばれる企業づくりは、正に『人を生かす経営の実践』そのものです。


③直前大会である障全交in広島への多数の参加:滋賀県からは。21名の皆さんに参加頂きました。第20回記念大会としたい旨、充分にアピールできたと思います。開催に向けて会員各位の一層のご協力をお願い致します。



-2『ユニバーサルニュース』の発行(3回/年):障害者の働く姿、雇用されている経営者の考え方が少しでも多くの方に伝われば思います。福祉的な雇用では継続して雇用を維持することは、厳しくなっています。健常者・障害者にかかわらず、働く人の個性が生かせるから、企業が発展するのではないでしょうか。これからも『人を生かす経営』を実践されている企業・人にスポット当ててお伝えして行きます。
―3 職場体験実習受け入れマップの推進:登録企業目標数を100社とし、賛同企業の拡大を目標としながらも、有効な実施に向けて体制・実施方法を確立することを目指してきました。登録企業は現在約40社となっており、少し足踏み状況です。この取組には、養護学校様も期待されています。障害者の体験実習だけではなく、何か1つでも関わって頂くことを目的に、PRを行って行きます。
―4 支援の軸を定めるための連続研修会:福祉事業者の経営者やリーダーを対象に、同友会理念に基づく指針経営の入門編として連続研修の開催を企画致しましたが、受講生が集まらず今年度は中止致しました。次年度の開催を含め開催のあり方を委員会内で協議致します。
―5 その他:各支部・ブロックでも障害者雇用の理解を推進するため、例会や研修会の内容相談や報告者の派遣をさせて頂きました。各支部の積極的な取り組みもあり、ユニバーサルな例会を開催頂けました。実際の雇用への結びつきは限定的ですが、まずは働ける人が居ることを知ってもらうことが重要です。また、ユニバーサル委員に今期2名の方が新たに加わって頂きました。障全交2019に向けて更なる活性化を図っていきます。

2018年度 活動方針
1)スローガン:『障がい者をはじめとする就労困難という課題を試金石とし、人を生かす経営の実践を広げよう!』
2)基本方針:労働人口が減少してゆく中、働き手の不足は企業存続の危機です。ほんの少しの理解と支えがあれば、大きな労働力となる人たちがいます。『人を生かす経営の実践』として、働きたいと思う人が最大限の力を発揮できる企業づくりの拡大をめざします。
3)活動計画
―1 2019年第20回障害者問題全国交流会の開催に向けて:①実行委員会の組織化、②学習会の開催、③開催目的・意義の制定とPR
―2 『ユニバーサルニュース』の発行(3回/年)
―3 職場体験実習受け入れマップの推進:登録企業目標数を100社とし、賛同企業の拡大を目標としながらも、有効な実施に向けて体制・実施方法を確立する。
―4 その他:各支部・ブロックでも障害者雇用の理解を推進するため、支部例会での報告をお願いする。