滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-青年部-

青年部 6月例会開催しました 「“超”突破力!」

青年部 委員会レポート

6月例会報告者は湖南グループ、後継者の奥田在弘さんでした。青年部他、ゲストや他府県からも参加者があり、37名で開催。奥田さんは青年部に入会して3ヶ月ながら、報告という大役を引き受けられました。

今回、報告の要点は以下の三つです。
1証券時代で学んだこと
2湖南グループの奥田
3超突破力について

印象的なエピソードをご紹介しますと、裕福な家庭で育った奥田さんは、医師である父親に様々な束縛を受け、父親に対してコンプレックスを持たれていました。父親に何かの形で見返したい。思いついた事はとにかく「父親よりも稼げる人間になる」という事で、大手証券会社に就職されます。

証券会社では営業として順調に成績を伸ばしていくものの、突然世界に襲いかかったリーマンショック。相場が急落し、顧客からはクレームの嵐。そんな時はお客様に会いたくないものです。しかし奥田さんはそれに臆する事無く、お客様のもとに何を言われようと訪問し続けていました。すると、あるお客間がこう話されました。「相場が下がっても、きてくれる営業マンはあんただけやわ。」そこで奥田さんは変な先入観を持つことなく、「ビビらない」事が大切だと悟られました。 
また、奥田さんは、例会テーマである、「超突破力」について、ポイントを3つ挙げられました。1つ目は、恐れて行動しない事を防ぐ。前述のエピソードがそれに当たります。
2つ目は、すぐに行動に移す事。それは、やらないという選択肢をとらない事。迷っている時、それは関心があるから迷っていると思い、YESの方向に行動に移すそうです。

そして、最後は相手に楽しませたいという気持ちを持つことです。奥田さんの魅力はなんと言っても、誰に対しても臆する事無く話しかけ、誰とでも驚く程すぐに仲良くなれる事です。それは、奥田さんの中で常に、相手を楽しませたいという気持ちがあるからなのだろうと思います。
 奥田さんの報告はとても初めてとは思えない程、しっかりとご報告をされ、最後のほうは楽しまれているような印象がありました。報告後のグループ討論でも、「自分で生かせている力、これから必要な力」について、活発な意見交換が交わされ、とても意義のある例会でした。