滋賀県中小企業家同友会

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ランチタイムに経営課題の交流~第1回Welcome同友会~

事務局

理事会と事務局で運営するWelcome同友会(新会員歓迎会)の第1回目が、6月17日(木)11時から12時40分まで同友会事務局で開催され新会員さん2人を含む7人が参加しました。

まず、奥村事務局長代行より「同友会の歴史と理念と滋賀同友会の組織」をテーマに、同友会誕生の歴史と、同友会の3つの理念の解説、人をいかす経営に取り組む委員会活動の紹介とe.doyuの活用などが説明されました。

続いて、永井茂一代表理事より同友会歴27年を振り返りながら、同友会は立派な講師から学ぶセミナー団体ではなく、身の丈が同じ中小企業の経営者が経営の悩みや課題を持ち寄って学び合う場であること。入会した頃は「人を生かす経営」(中小企業における労使関係の見解・労使見解)を読んでも「自分には関係ない」と思っていたが、社員を採用してもやめていくことの繰り返しを経験してから読んで、はじめて経営者の責任に気がついたこと。新会員さんには労使見解を自分のこととしてしっかり学んでいただき、経営指針の成文化にも早く取り組んで欲しいと報告されました。

川邉和明経営労働委員長は、自分の思い通りに仕事がしたいと経営者になったのに、社員が思うように仕事をしてくれない。何でやと思い悩んでいたときに、同友会の経営指針を創る会へ参加。経営理念を判断基準にして、一貫性のある指示出しができるようになったこと。いまでは社員から「社長は社長の仕事をして下さい」と仕事の現場に入れてもらえなくなったこと。社員を経営の最も信頼できるパートナーだと考えるなら、仕事は任せること。ミスはして当然で、ミスをしてもらってこそ成長してもらえると報告がありました。

このあランチをいただきながら、新会員さんより感想と経営の課題を話していただきました。社員さんにはなかなか共有できない悩みも出されて、本音で話せる同友会ならではの場となりました。

次回のWelcome同友会は7月15日(木)11時~12時30分まで同友会事務局で行われます。新会員さん、推薦者、入会候補のゲスト参加をお待ちしております。