メーソットでの経済懇談会と昼食を済ませた一行は、いよいよ国境の「ムーイ川 Moei River」を架ける橋を渡ってミャンマーのメーソットへをめざします。
そして箸の真ん中あたり、ここが国境のラインです。
ここを区切りに、タイ側から走行する車は、左側通行から右側通行へと車線を変更することになります。これは驚きです。
ミャンマーのイミグレーションをわたって向かった先は、ミャワディの通関。ここで、ミャンマー商務省のDirector U Thaung Naing 氏と懇談しました。
U Thaung Naing 氏は、ミャワディーはヤンゴンに近く、関税は安くなっていて、工場からの輸出が多い。輸入の多くは車で、この10年で12倍に膨らんでいる。道路の整備も進んでいる。いまは加工と工業に力を入れている。投資は単独も合弁もあり。ミャンマー人51%、外国人49%で組んでやることが多い。新しい法律では、ミャンマー人1%、外国人99%でもOKになる。石炭と水は豊富にある。電気は発電所を作っているので大丈夫だと強調されました。
このあと、Myawady Industrial Zoneの事務所を訪問し、担当者の方とChairmanのDaw Thin Thin Myatさんからレクチャーを受けました。
45区画の工業団地を2006年から造成していますが、いまどれだけ販売されているのかは政府にしか解らないそうです。土地と建物はローカルで調達し、外国からは機械と技術を持ってきて欲しいと言われていました。
ミャワディに働く場が出来れば、メーソットに働きに出ているミャンマー人が地元で働くため、労働力には事欠かないとも。工場を作っても5年間は無税。最長8年まで無税を延長できると言うことでした。
つづく・・・。