滋賀県中小企業家同友会

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第7回アジア視察研修会ご報告②「成都トラフィックホテルはどこ??~ネパールまでの道のりは遠かった!」

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○第一日目「成都トラフィックホテルはどこ??~ネパールまでの道のりは遠かった!」
2019 年10 月19 日(土)15 時。第7 回アジア視察研修会本隊の5 名(青柳さん、前出さん、谷口さん、松本さん、廣瀬)は関西国際空港4 階のAIRCHINA チェックインカウンター前に集合しました。
フライトは18 時発のCA462 便。エアバスA320機で、1 列が中央通路を挟んで左右3 シートで、総席数168 席のこじんまりしたタイプ。25 列目以降は空席になっていて、テイクオフ後に何人かが3 シート独占で睡眠状態に入っていました。
この機、困ったことには液晶パネルが付いていなくて、成都までの約5 時間、読書か寝るかしかすることがなく、時間をもてあますばかりでした。機内サービスでは、ビールは一人一缶に決まっているようで、機内食をいただく際にビールを頼むと「Beer is finish !」とあっさり。仕方なく赤ワイン(原価不明)をいただきました。流石、関空~カトマンズ往復で56,830 円という低価格で就航できているわけです。

しかし、何だかんだと時間は経過し、現地時刻21:30PM(日本との時差-60 分)に成都空港へ着陸。「到着予定より30 分近く早いなぁ」と思っていましたが、この空港は実に広くて、着陸後に15 分以上空港内を機体で移動し、やっとのことでターミナル1 へ到着です。イミグレーションを抜けて荷物を手にし、タクシー乗り場をめざして歩き始めたのが22 時(日本時刻23 時)過ぎでした。

中国のタクシーは安い・早い・でも言葉が通じない!

タクシー乗り場はすぐに見つかりましたが、荷物を引きながら先頭の乗り場までの移動は結構な距離でした。タクシードライバー二人に「Could you take us to the Chengdu TrafficHotel」と地図を渡して言ったものの、私の英語がいい加減なのはさておいて、まったく意味が通じません。すったもんだしてタクシー2 台に荷物と5 人で乗り込んで出発するも、夜の空港道をガンガンにぶっ飛ばし、それはもう冷や汗ものでした。


しばらく走って、到着したのが、成都トラフィックホテルとは似ても似つかない高級ホテル。運転手さんは「ここ
だ!」と言っていますが、ホテルの名前が明らかに違う!われわれが「ここは違う」とドライバーに交渉している最中、何と後のメンバー(青柳さん、谷口さん)はさっさとタクシーから荷物を下ろしてタバコを吸っているではありませんか!「このホテル違う 違う」と二人に伝えながら、高級ホテルのフロントマンに来てもらい、再度地図を渡して説明。スマホで検索かけてやっとの事で今宵のホテルを発見。何と、向かいの川を挟んで少し下ったところにある「成都市交通飯店」でした。


ここでの反省と教訓。
「中国のタクシーには英語表記は通用しない」。「行き先名は漢字で大きく書いて示すこと」です。
しかしながら、中国のタクシーは安い。あっちこっちよって、結局50 元(約850 円)ほどで、これならドライバー
さんがブリブリした対応するのも無理ないなぁと・・・。

成都はキャッシュレスならぬキャッシュ頼みの街だった!

成都市交通飯店にチェックイン(ここでは廣瀬の片言英語も少しは通じました。)。支払をクレジットカードで済まそうとすると、何とスマホの電子決済か中国系カード以外の使用はNG!成都はキャッシュレスの街だと聞いていましたが、私たちにとってはキャッシュ頼みの街だったのです。限りある元紙幣でデポジット払いとチェックイン
を済ませた本隊5 人。時刻はすでに12 時で、当たりは真っ暗。それでもフロントの女性に飲める店を聴き出し(松本さん)、ホテル併設のゲストハウスでビール(1 本10 元ほど。アルコール度数2,4%ほど。飲むほどに冷めてきます)を求め、本日の反省と慰労会です。
翌日は終日成都ツアー。
皆さん、第一日目の移動、お疲れ様でした!


(記 廣瀬元行)