10月20日21:15~22:45、草津市のトラットリアデラメーラにて、ウェブ会議を利用した新スタイルパーティ「コロナナパーティ」のテスト会を開催しました。
コロナナパーティは、新型コロナウイルスの流行により懇親会や宴会を開くことができなくなった中小企業の皆様に、ウェブ会議システムを利用した懇親会を提案するプロジェクトです。
ウェブ会議システムは、勉強会や研修などで利用する機会が増えましたが、飲み会など懇親を図る場合にはうまく活用する術がありませんでした。もちろん、4名くらいの懇親会はできましたが、では10名~30名くらいの規模になるとどうでしょうか。
有名なウェブ会議システムである「Zoom」では、音声認識の都合で、1対1での対話がベースになり、そこにほかの人が話しかけると、音が聞こえなくなる、というシステムになっております。つまり、ワイワイガヤガヤをそもそも想定していないシステムなのです。
また、リアルの対面コミュニケーションとは異なり、間を取りづらかったり、雰囲気を読みづらいということもあり、ワンテンポ置いた発話になってしまい、コミュニケーションをする人が疲れてしまうことにもなりがちです。
ましてや、リアルな空間を共有していないので、自分のカメラをオフにしてしまうと、カメラの前にいるのかいないのかわからない、いると思って話しかけたらいなかった、ということにもなりがちです。
かといって、リアルで宴会をするにはまだ早いような・・・、という社会的な雰囲気があります。もちろん、防疫という観点からすれば、リアル宴会にはまだ細心の注意が必要であります。
「コロナナパーティ」は、これまで多くの例会をウェブ会議システム「Zoom」で開催してきた経験をもとに、エンターテインメント要素をふんだんに盛り込みしかも従来の宴会プラスアルファの料金で懇親会が開催できるというプランです。
10月20日は、湖南支部10月例会の後に、懇親会もかねて開催しました。
しりとりといった簡単なゲームから、パソコンソフトを活用したパネルゲーム、ブレークアウトセッションを活用したチームバトルなどなど、まだ粗削りなところがありますが、参加した皆さんには楽しんでいただけました。
今後も、トライアンドエラーを繰り返しながら、よりよい「コロナナパーティ」にしていくべく努力してまいります。
なお、「コロナナパーティ」のご利用お問い合わせは滋賀同友会事務局(担当:奥村077‐561‐5333)までお願い申し上げます