「コロナナパーティ」に関する記者会見を開催しました。
と き 2021年1月20日 15:00~16:00
ところ 滋賀県庁3階会見室
参加者
【滋賀県】
知事広報課長 片山 昇様
同参事兼報道係長 山本直矢様
【記者】※お名前五十音順
産経新聞大阪支社編集局大津支局 岡田敏彦様
滋賀報知新聞大津本社 羽原仁志様
読売新聞大阪支社大津支局 辻井花歩様
中日新聞大津支局 堀尾法道様
日本放送協会大津放送局放送部 吉場久之様
【滋賀同友会】
新産業創造委員長 坪田 明
湖南支部組織活性化委員長 井之口哲也
湖南支部運営委員 浅野昌弘
専務理事 廣瀬元行
主任事務局員 奥村祐三
1月20日、滋賀県庁3階会見室にて、滋賀同友会新産業創造委員会と湖南支部組織活性化委員会が共同して開発したウェブ懇親会パッケージ「コロナナパーティ」の発表記者会見を開催いたしました。
冒頭、新産業創造委員長で副代表理事の坪田明氏から「新型コロナウイルス感染症の影響で日本経済が大きな影響を受けるなか、とりわけ飲食業界は移動制限、自粛要請で大きな打撃をうけております。そんななかで、中小企業家同友会として何かできないかと『新しい地図を描く会』という小さい研究会を立ち上げ、構想を練ってきました。」と挨拶がありました。
つづいて、『新しい地図を描く会』をリーダーである井之口哲也さんから「コロナナパーティ」についての説明がありました。
「コロナ禍で滋賀県経済は大変ですが、もっとも影響を受けるのは飲食業界でです。中小企業家同友会では『一社もつぶさない』という決意で全国で活動がはじまりました。特に、飲食業界が売り上げを維持することは重要課題となっています。他方で、企業では懇親会を中止せざるをえず、社内の親睦やチーム作りができないという課題が出てきました。ウェブを通じてリアルで対面するくらいの懇親会ができれば、お困りごとを解決できます。お料理を飲食店から参加者へ配達し、同じ料理を食べながら、ウェブで繋がる。ただ繋がっているだけではなく、そこにコミュニケーションを促す工夫をしてあげるだけで、リアルで懇親会をする雰囲気を作ることができます。コロナナパーティは、集まりたいけど集まれない、ウェブ会議は使えるけど飲み会はどうすればいいかわからない、というお困りごとを解決するパッケージです。ぜひこのパッケージを活用していただき、飲食業の皆さんの有力なツールにしていただきたいと思います。」
「コロナナパーティ」記者会見概要
(実施の背景)
新型コロナウイルスの蔓延により、飲食事業者は大きなダメージを受けています。そこで、滋賀県中小企業家同友会では「仲間の企業を一社もつぶさない」のスローガンのもと、本年5月に飲食事業者を支援するための研究会を立ち上げ、新しい日常に対応したビジネスモデルづくりをめざして活動を行ってきました。
国や県より様々な対応策を打っていただき少しずつ回復傾向にある飲食業ですが、これまで団体客向けにサービスを展開していた事業者は、感染の第三波と言われるもとで、依然として厳しい状況が続いており、具体的な対応が求められています。
(実施目的)
コロナ禍において対面で開催できない宴会をWEB上で開催できるプラットフォームを作り飲食店に提供することで、ユーザーへのアプローチが容易となるツールを作成し経済の活性化を目指します。また、コロナ禍の下で人とひととの関係性構築に苦慮している企業や団体のコミュニケーションツールとして活用されることで、新日常での人間らしい社会活動を推進する機会を広げることを目指します。
(実施体制)
滋賀県中小企業家同友会 新しい地図を描く研究会
協力者:株式会社辰企画(〒520-2102大津市松が丘2-1-4)
(実施の課題)
・単純なオンライン飲み会では、話が続かない(ユーザーサイド)
・自粛ムードの中、宴会の営業がしづらい(店舗サイド)
・WEB配信をしようとすると高額(1席あたり50万~)になる
(課題の解決策)
・宴会ごとにそれぞれの目的に応じたプログラム内容を作成し、時間を持てあますことなく交流を活性化させます
・WEB上で開催するため、店舗から既存顧客へのアプローチも容易
・必要最低限の設備(自前のPCやスマホ)とボランティアスタッフにより安価(3万5千円~)で開催が可能
(開催実績)
・セミナー後の懇親会として活用(全3回)
・社内での結婚パーティーにて活用(1回)