滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-湖南支部-

5月21日湖南支部第39回定時総会・記念例会を開催いたしました。

湖南支部 例会レポート

湖南支部第39回定時総会・記念例会を開催いたしました。

2019年5月21日(火)午後6時~午後8時30分、クサツエストピアホテルにおいて、湖南支部第39回定時総会・記念例会を開催いたしました。48名が参加しました

議事では、2018年度支部長の中野光一さん(びわ湖タイル㈱代表取締役)から2018年度活動報告と決算報告がありました。2019年度役員選出では、湖南支部長として赤井健史さん(㈱湖南オートセンター代表取締役)、筆頭副支部長・例会委員長として寺田好孝さん(寺田商事㈱取締役)、組織活性化委員長として井之口哲也さん(栗東総合産業㈱常務取締役)、研究グループ委員長として笠井智美さん(プレゼンスクリエイト代表)が選出されました。

サプライズとして、赤井新支部長から中野光一さんへ感謝の気持ちをこめた花束プレゼントがありました。


記念例会では、赤井支部長から『「学びが人を育て、覚悟が会社を育てる!」〜いち社員から経営者へ!そして同友会支部長へ!〜』をテーマにご報告。


若い頃から長続きしない性格で、いろいろなことにチャレンジしますがすぐあきらめてしまう赤井さんが、好きなことなら続くだろうと飛び込んだのが自動車業界でした。はじめはディーラーに勤務されますが、労働条件などが理由で整備業界へ転職。自動車整備に専念するうちに、いつしか整備技術の全国大会でチームとして優勝なさいます。そこで信頼を得て、職場の役員を任されるようになりますが、経営環境の変化によりいつしか代表に。会社の組織変更など大変な状況もありましたが、経営判断の積み重ねで現在の湖南オートセンターができました。同友会に入会してからは、経営理念をつくってもらおうと受講した「経営指針を創る会」で、経営理念とそれにもとづく経営指針書の作成の重要さに赤井さんは気づきます。また、同友会での先輩経営者の言葉に感銘を受け、「無免許運転の経営者」だったことに気づきます。
経営指針を創る会を修了してからは、経営理念の改善、経営指針書の書き直し、そして社員とともに会社をよくするにはどうするかを学び、実践されます。
経営指針書の発表や給料日に行なう全社員との個人面談など、経営理念・経営指針書の浸透に取り組むうちに、社員の仕事に対する考え方も変わっていきました。会社の理念に反発していた社員が、面談を繰り返すうちに、いつしか会社の理念を理解し、いまでは経営の軸となって活躍するようになりました。
そして、2019年度から滋賀同友会湖南支部の支部長に。自社経営にはまだまだ学びと実践が必要で、その為には同友会の仲間と友達になり、会員同士が気楽に学びあえる場をつくっていきたいとおっしゃいました。