滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-湖南支部-

湖南支部 第41回 定時総会・記念例会を開催しました

湖南支部 例会レポート

湖南支部第41回定時総会・記念例会を開催いたしました。

司会:渡辺 素記 ㈲アイリス 取締役統括本部長
議長:寺田 好孝 寺田商事㈱ 代表取締役
会場:トラットリア デラ・メーラ
参加:27名

2021年5月18日(火)午後6時~午後8時、トラットリア デラ・メーラにおいて、湖南支部第41回定時総会・記念例会を開催いたしました。

議事では、2021年度支部長の赤井 健史さん(㈱湖南オートセンター 代表取締役)から2020年度活動報告と決算報告がありました。2021年度役員選出では、湖南支部長として赤井健史さん、副支部長として笠井智美さん(プレゼンスクリエイト代表)と田井 勝実さん(滋賀ビジネスマシン㈱代表取締役社長)が再任され、新任の運営委員として竹中雄吾さん(ケービック㈱品質課長)、小森俊彦さん(㈱ビイサイドプランニング代表取締役社長)、辻幸典さん(㈲紀元辻アルミ代表取締役)、森貴士さん(東洋被覆㈱代表取締役)が選出されました。

赤井支部長より2021年度湖南支部活動方針は組織目的を「会員それぞれが同友会理念に基づいた経営の実践者となるための学びと仲間づくりの場となる」とし、スローガンに「同友会をもっとよく知り、お互いをもっとよく知ろう!そして仲間の輪を広げよう!」を掲げて活動していくとの発表がありました。

記念例会では、赤井支部長から『「学びが人を育て、覚悟が会社を育てる!」〜いち社員から経営者へ!そして同友会支部長へ!〜』をテーマにご報告。

若い頃から長続きしない性格で、いろいろなことにチャレンジしますがすぐあきらめてしまう赤井さんが、好きなことなら続くだろうと飛び込んだのが自動車業界でした。はじめはディーラーに勤務されますが、労働条件などが理由で整備業界へ転職。自動車整備に専念するうちに、いつしか整備技術の全国大会でチームとして優勝なさいます。そこで信頼を得て、職場の役員を任されるようになりますが、経営環境の変化によりいつしか代表に。会社の組織変更など大変な状況もありましたが、経営判断の積み重ねで現在の湖南オートセンターができました。同友会に入会してからは、初めの頃は「やらされ感」を持ちながら同友会運動をされていましたが、多くの会員さんとの関わりのなかで、経営者としての姿勢を学んでいかれます。経営理念をつくってもらおうと受講した「経営指針を創る会」で、経営理念とそれにもとづく経営指針書の作成の重要さに赤井さんは気づきます。
経営指針を創る会を修了してからは、経営理念の改善、経営指針書の書き直し、そして社員とともに会社をよくするにはどうするかを学び、実践されます。
経営指針書の発表や給料日に行なう全社員との個人面談など、経営理念・経営指針書の浸透に取り組むうちに、社員の仕事に対する考え方も変わっていきました。
そして、2019年度から滋賀同友会湖南支部の支部長に。会社経営と経営環境の整備にはまだまだ学びと実践が必要で、その為には同友会の仲間を増やし、会員さんが新しい学びに出会える場を創っていきたいとおっしゃいました。