滋賀県中小企業家同友会

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聖泉大学合同企業説明会を共同して開催~共育・求人委員会~

共育・求人委員会 その他活動

滋賀県中小企業家同友会共育・求人委員会では、コロナ禍で困難な状況にお慣れている地域で学ぶ学生さんの就職活動をバックアップするために、学内およびオンラインでの合同企業説明会の開催に取り組んでいます。
以下に、7月8日(水)に聖泉大学と共同で開催した説明会の結果を公開いたします。

7/8 聖泉大学学内説明会 報告書
全参加学生数 6名

13:00~14:00 対面説明会 各企業ごと参加学生数
宮川バネ 2名
エフアイ 2名
ジッセント・シップ 4名
山田保険 5名

14:00~15:00 WEB説明会 各企業ごと参加学生数
西浅 2名
大洋産業 1名
滋賀同友会事務局 2名
ピアライフ 1名



総括(経験を広めるために、内部向けの書面を公開いたします)
今回の説明会の参加学生数は6名だった。対象となる文系の4年生がおよそ40人程度で、就職活動の中で学校の就職課を利用する学生は2~3割というデータを考えると、今回の参加者数は妥当なところではあった。辛うじてすべての参加企業に最低1名は学生が訪問した。同友会企業は学生の集まりが少なくても安心して相談しやすい、ということを学校側に持ってもらうことが重要なので、これはこれで致し方ないところではあるが、次回はせめて10名は集待ってもらえるように、企業側の魅力を高めたい。そのためには、今回は新型コロナの問題もあり難しかったが、キャリア講座やインターンシップの企画とセットで学内説明会を開催するなどの取り組みが必要になると思われる。また、三月に開催された学内企業説明会は授業の一環として行ったため、40名の学生が参加したとのことで、次年度のこの学内説明会に、同友会から多く参加ができるよう、次年度以降もキャリアと緊密に連絡を取り合っていく必要がある。

対面とWEBの説明会を、時間をずらして開催する試みは思ったよりは上手くいった。自宅から説明会に参加する学生まで考慮に入れると運営の手間が膨大になるが、学生は全員学校から参加する、という形式であれば、いくつかの運営上の問題点を解消すれば、この方式を学校側に提案することができるようになると思う。

運営上の反省点
・対面の説明会を2回転した結果、14:15くらいまでずれこんでしまいWEB説明会が実質的に1回転しかできなかった。学校側の要請で入れ替え制にしなかったが、やはり移動時間5分も込みで、25分ごとに1回転というルールを厳密に運用したほうが良い。WEBは接続等でやや時間を取るので10分ほど多めにした方がいいかもしれない。

・割り当てられた部屋の位置で有利、不利が生まれてしまうので、部屋と企業の配置についてはこちらから要望を出した方が良い。

・WEBで参加する企業は会場の状況が見えないので、まちぼうけになってしまう。現場の担当者と参加企業全員が入れるチャットルームなどを用意しておいて、現場の情報をリアルタイムで効率よく伝えられるように事前準備しておくべき

・ZOOMのミーティングIDとパスワードが黒板に書いてあったが、転載ミスや小文字のLと数字の1、アルファベットのOと数字の0の区別がつきにくいなど面倒が多い。学生には印刷物でID、パスワードを伝えるとともに、パスワードにはこのような混同しやすい文字を避けるべき。

・学生側のスマホのトラブルで、途中で脱落してしまうケースが2件発生した。おそらく、ビデオ通話の高負荷による発熱でダウンしてしまったものと思われる。スマホで参加する学生側は映像をオフにする、予備の端末を用意しておくなど、対策が必要。