滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-共育委員会-

社会の一員として主体的に働くこと~2021年度新入社員オンライン研修会~

共育・求人委員会 その他活動

滋賀県中小企業家同友会共育・求人委員会では、2021年度新入社員研修会を2日(金)13:30-17:00と5日(月)13:30-17:30の二日間に完全オンラインで開催しました。

第1日目の4月2日(金)は11社より19人が参加しました。
まず、「私の充実した社会人生活」をテーマに(株)エフアイの大平有里奈さんから先輩社員の体験報告が行われ、「今何が不安で、何を期待しているか? 先輩の話を聞いて何が変わったか」をグループ討論で共有しました。
参加者からは
「先輩社員の方のお話を聞いて、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる、というところに感銘を受けました。上司の方や同期の働く姿を見て、なぜ自分にはほかの人のように上手くできないのだろうと思うこともこれからたくさんあると思います。しかし、過去の自分から今どれだけ成長できているかという部分に目を向けるようにしようと思いました。また、ディスカッションを通して、「誰かのためが、自分のためと結びつく」というお話をされている方がおられました。目の前のお客様を喜ばせることで、自分の達成感ややりがい、楽しさに繋げていけたらいいなと思いました。」
という感想が寄せられました。

続いて、「主体性とはなに? 主体的に行動するとはどういうこと?」をテーマに宮川草平共育・求人委員長より講義が行われ、「自分はなぜ働くのか?」をテーマにグループ討論を行いました。
参加者からは、
「主体性が一体どうゆうことなのか?自分が何故働くのか?を自分の考えとともに知ることができました。その中でも主体的行動がとれる人は自分で自分の未来を選択できるという話しが一番心に残っています。やはり自分がこの仕事をやりたいと思ったから今ここで働いていると自分は思っています。仕事は大変と感じることもこれからあると思うけれど、自分で仕事を楽しくしていくために自分の目標に向けてすこしでも自発的に行動していければと思いました」
という感想が寄せられました。

第2日目の5日(月)は、8社より13人が参加し、共育・求人委員で、プレゼンスクリエイトの笠井智美さんより「社会人・企業人としてのマナーを通して、“多様な人と働く”を考える」をテーマとした講義とワークを行いました。
参加者からは
「マナーの講義を受けさせていただき特に印象に残っていることは、報連相の重要性です。一日目に先輩社員の大平さんが、わからないこと・困ったことがあったら一度考え、それでも解決しなければすぐに上司や先輩に聞くべきだとおっしゃっていたように、間違いや、聞くことが恥ずかしいことだという考えを捨て、会社のためお客様のために報連相は習慣にするべきだと感じました。」
「マナーは絶対に守らなければいけないものだと思っており難しいとずっと考えていましたが、今回の講座を受けてマナーは思いやりを形状化したものだと知り、難しく考えすぎているということに気付きました。また、学生時代は一人で好きなことをしてきましたが、社会人の仕事は個人ではなく基本的にグループでこなすことになるので、自分中心の考え方にならないように周りのことを意識して仕事を頑張っていこうと思います。」と感想が寄せられました。

また、今後の決意では
「社会の一員として、責任ある行動を心がけたいと思います。私は性格上、真面目ではありますがどこか一人で突っ走って暴走してしまいがちです。学生とは違い、自分がミスをしてしまった場合は会社の連帯責任となってしまいます。迷惑をかけてしまう前にわからないことはわかるまで聞いたり、言われる前に行動するなど、些細だけど大事なことを日々取り組みたいと思います。また、今回の二日間の研修で学んだこともインプットだけでなく、アウトプットをして実践に繋げていきたいです。」
とレポートが出されるなど、深い学びと気づきの多い研修となりました。(廣瀬記)