採用難といわれる昨今におきまして、(一社)滋賀県中小企業家同友会は、2025年4月1日(火) 13時30分から16時の日程にて、会員企業12社より26名の新入社員が集い、クサツエストピアテルにて、今回で第28回目となる新入社員合同入社式を開催いたしました。
はじめに、水野透代表理事より「心からみなさんの入社を歓迎します。中小企業は社会の主役であり、地域と共に歩み育つ存在です。また家族的な組織風土を大切にしています。共に成長してまいりましょう」とお祝いの言葉が贈られました。
続いて、(株)大生産業の関勝治さんより、先輩社員からの激励の言葉を頂戴しました。
関さんは、「お客様からみれば、新入社員も先輩社員も同じ会社の社員ですので、社会人としての姿勢を一日でも早く身に着けることが大切です。みなさんの成長を応援しています」と温かくも厳しい激励の言葉を述べられました。
これを受け、新入社員を代表して(株)エフアイの小椋雄人さんが「私たちは、これから社会人としての第一歩を踏み出します。今は未熟でわからないことばかりですが、一日も早く戦力となれるよう、学ぶ姿勢を忘れず努力を重ねて参ります」と、力強く決意の言葉を表明されました。
関さん、小椋さん共に緊張をしたとのことですが、良い機会をいただき感謝していますとの感想をいただくことができ、主催者としてうれしく感じました。
記念講演では、松尾直樹さん(松尾バルブ工業(株)代表取締役)より、「共に明日を切り拓こう!」をテーマに講演いただきました。
松尾さんからは、社会人一年目の行動姿勢として、頼まれごとは試されごと捉え、仕事やお願いごとを頼まれやすい人になることの大切さを、自社での事例や経験を踏まえ述べられました。そして、社会人として必要な3つのポイント
について、事例を踏まえわかりやすくお話していだきました。
最後に、「私たち同友会は、❝教育❞ではなく❝共育❞、つまり、共に育つ理念を大切にした集団です。経営者も自ら学びを深め、社員と共に成長していくことを大切にしています。今日から一緒に成長していきましょう」と、温かい言葉で講演を締めくくられました。
講演会の後、6つのテーブルに別れ、新入社員同士での感想シェアを行い、今日学んだことを明日からの行動に活かしたいなど、様々な感想を共有することができました。
閉会の挨拶は、中野裕介共育・求人委員長より、「今日から社会人生活が始まります。気持ちの良い挨拶など、社会人としてすぐに出来て、とても大切なことがあります。ぜひ取り組んでゆきましょう」と本日の振り返りと共に、締め括りの言葉を述べさせていただきました。(記 中野 裕介)