滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-共育委員会-

2020年度活動報告および2021年度活動方針

共育・求人委員会 総括と方針
共育・求人委員会 2020年度活動報告
結果
組織目的 中小企業で働く魅力を学生や地域に知らせる社会教育運動であるとともに、地域の雇用を支え社員と共に育ちあう魅力あり企業づくりで、学校や地域からの信頼を確かなものにする。 ①コロナ禍において、これまで行ってきた対面型の研修が不可能になったが、迅速にオンラインへの対応を進め、三回の新入社員向けオンライン研修を開催した。

②同じくコロナ禍によって対面型のインターンシップやセミナーが軒並み中止となる中で、滋賀県立大・立命館大学・成安造形大学・京都橘大学の出前授業をオンラインで対応することができた。また、びわこ学院大学では対面授業を行った。華頂短期大学、聖泉大学ではハイブリッド型の学内合説を共同で主催し、滋賀短期大学、京都橘大学、成安造形大学では完全オンラインの学内合説を共同主催、ないし参加することができた。
オンラインのインターンシップへの対応は会としてはやや遅れているが、正副委員長の会社では積極的にオンラインインターンシップの受け入れを行い、共同求人への事例共有を行った。また、滋賀県立大学と新たに連携協定を締結した。

③外部団体(JAGAM)との連携を進めておりオンラインでの意見交換も行ったが、しかし2020年7月以降の感染拡大に伴い、国内での移動も難しくなり計画が停滞している。

スローガン 三位一体(指針成文化・社員共育・共同求人)実践の理解と普及を進め、まずは自社から同友会型モデル企業になろう。
基本方針 ① 「社員共育」を経営指針の実践と一体のものとして推進し、一般的な社員研修とは違う、同友会運動の根幹に位置づけられた共育活動の実施と継続。
② 共同求人参加企業50社の下地作りとして、大学との関係作り(セミナー協力、インターンシップ受け入れ等)を積極的に推進する。
③ 滋賀同友会として、人間尊重経営、共同求人活動の考え方をベースとした同友会型の外国人雇用の仕組み構築を目指す。まずは情報収集、外部団体との関係作りを推進し、将来ビジョンを策定する。
2020年度目標と計画と方策
項目 目標/指標 計 画 と 方 策 結果
①新入社員合同入社式 4月開催 対象:新卒・第二新卒・中途採用者 新型コロナ感染症の拡大の影響を受け、中止となった。
会員企業の3%参加目標。
②新入社員研修 3回開催 5,7,12月開催 会員企業の3%参加目標。委員による支部でのPR推進。 感染症対策のため、当初予定していた対面の研修会をすべて中止としたうえで、オンライン研修会の企画を新規に行い、2020年8月、11月、2021年2月に開催した。参加率は2%だった。
③中堅社員研修 一回開催 感染症対策のため中止とした。
④インターンシップ受け入れ 7月、2月 共同求人企業、および受け入れ可能企業リスト化 受け入れ可能企業をリスト化したが、対面のインターンシップはほぼ大学側の決定で中止となり、オンライン化に対応できた数少ないケースでのみの実施となった。
学校訪問により各大学に周知
⑤合同企業説明会 年2回 京都同友会と合同で年二回の開催 当初二回開催予定のところ、一回のみの開催となった。滋賀同友会からはオンラインで4社、対面で3社が参加した。
学生の参加は87人。
⑥学校訪問 年2回 リスト化されている大学に対して、最低年2回以上の訪問 学校への訪問は感染症対策のため中止とした。滋賀県内の大学については学校名と担当者のリスト化を行い、共同求人の情報発信は漏らさず行うようにした。また共同求人グループでの全体ミーティングに毎回招待を行い、意見交換を行った。
⑦採用学習会 年3回 オリエンテーション、インターンシップ、合説の勉強会 2020年10月にキックオフ会、2021年1月にインターンシップについての勉強会、2月には同友会企業らしい求人票の書き方の勉強会を行った。
⑧外国人雇用勉強会 随時 外国人雇用にかかわる勉強会(見学会)を開催し、外国人雇用の知見を集め、滋賀同友会としてのビジョン作成を行う。 2020年6月にミーティング、8月に会員企業向けに説明会を行った。
現場交流の実施が難しく、具体的なビジョン作成には至らず。
⑨2021年度共同求人 会員企業の3%参加 既存企業の採用活動をサポートしつつ、指針経営をめざす会員へ共同求人活動の意義を広める。 会員企業の3%参加の目標は2020年、21年度ともに達成。
経営指針を創る会でも共育・求人についての講義を行った。

 

共育・求人委員会 2021年度活動方針
組織目的 中小企業で働く魅力を学生や地域に知らせる社会教育運動であるとともに、地域の雇用を支え社員と共に育ちあう魅力あり企業づくりで、学校や地域からの信頼を確かなものにする。
スローガン 三位一体(指針成文化・社員共育・共同求人)実践の理解と普及を進め、まずは自社から同友会型モデル企業になろう。
基本方針 ①経営指針を実践するパートナーを育てるという観点からの社員共育の研修会やツール、勉強会を提供するとともに、オンライン化への対応を進める。
②共同求人参加企業50社を目指し、新卒採用の意義を強く会内に訴え続けるとともに、引き続き大学の抱える課題に同友会として答え、地域の頼れる学校としての中小企業の役割を果たす。
③共育・求人委員会の活動指針を成文化し、委員会への参加者を増やし、三位一体の指針経営を実践する経営者を育成する場づくりを進める。
2021年度目標と計画と方策
項目 目標/指標 計 画 と 方 策
①新入社員合同入社式 4月開催・ 対象:新卒・第二新卒・中途採用者を対象に開催
②新入社員研修 4月・7月・2月開催 5,7,12月に今のところはオンラインで開催予定。会員企業の3%参加目標。オンライン開催委員による支部でのPR推進。
③中堅社員研修 12月開催 月刊共育ちを利用したファシリテーター養成研修
④インターンシップ受け入れ 滋賀県内の全大学に周知する リストを元に案内を送付する。
大学と同友会の共同主催インターンシップの開催 低年次インターンシップの受け入れ先として共同求人Gが学校から直接インターンシップ制を受け入れる。
⑤合同企業説明会 年3回 京都同友会と合同で年二回の開催、中同協の中小企業サミットで一回開催。
⑥学校訪問 全校年2回 オンラインでの面談も含め、滋賀県内の全大学の担当者と面談を行い、jobway、仕事ナビ、共同求人活動の周知を行う。
⑦採用学習会 毎月開催 共同求人活動参加企業による情報交換会と
オンラインセミナーのいずれかを毎月行う。
⑧滋賀いちチャレンジ 年一回 共育委員会メンバーの全企業で滋賀いちアンケート
を実施、結果を共有しそれぞれの企業の
改善につなげる勉強会を行う。