滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-共育委員会-

共育・求人委員会2018年度活動報告と2019年度活動方針

共育・求人委員会 総括と方針

共育・求人委員会2018年度活動報告

1)スローガン
“採用と共育”、人が育つ企業づくりで持続可能な企業基盤を築きましょう
2)活動概要
同友会企業の従業員を対象に共育活動として研修会開催、求人活動として大学訪問、合同企業説明会、採用に関する研修会開催、普及活動として各支部への出前例会を行いました。
3)活動報告(結果)
-1 委員会の充実と活性化
① 委員会のメンバーを各支部2名以上選出し、毎月5名以上の委員参加による活発な委員
会活動で多面的な共育活動の場を提供出来うる組織づくりをめざします。
⇒各支部1名以上の参加、毎月5名程度の委員の参加で活発な委員会活動が出来ました。


②委員会の各種行事の役割分担を行い、活動の幅を広げると共に、“採用”と“共育”の主体者を増やします。
⇒各種行事の役割分担をローテーションすることで、委員のスキルアップにつながりました。
-2 主な活動
① 採用活動
・共同求人活動オリエンテーション等を通じての共同求人活動の意義や意味の普及
⇒新規学卒者採用研修会には大学のキャリア担当者にも参加していただき、共同求人活動普及の土台作りを進めました。


・合同企業説明会の開催や共同求人(JOBWAY)活動に参加する会員の拡大
⇒前年並みの参加企業数に留まりました


・新入社員合同入社式の開催
⇒計画通り開催しました


② 共育活動
・新入社員研修、新入・若手社員研修(2回)
⇒計画通り開催しました


・中堅社員研修(2日間)、幹部社員マネジメント研修(2日間)
⇒中堅社員研修を開催しました
・経営共育塾(経営者+経営幹部研修)(5日間)
⇒参加者が少ないと見込まれたので本年度は開催中止しました
・その他、各種研修セミナー等の開催、外部機関の共育活動の紹介や共催、支援
⇒共育・求人委員が各支部へ出向いて出前例会を行いました
③ 共育理念の普及活動
・「月刊・共育ち」の普及
⇒現在14社が定期購読。次年度も経営労働委員会と協力して、指針経営を担うとも育ち研修のツールとして活用を広げたいと考えます。
・大学との連携によるキャリア教育・インターンシップの推進
⇒立命館大学経済学部「キャリアデザイン講義」(全15講)へ、同友会会員11人が講師となり中小企業経営の魅力や働くことの意味や価値を伝えることができました。


龍谷大学理工学部の学外実習事前講義「中小企業経営者によるパネルディスカッション」で、会員経営者3人が参加し、地域とともに歩む中小企業経営の役割と魅力を伝え、「中小企業憲章」と「京都滋賀仕事NAVI」を配布し、中小企業が社会の主役であることを伝えました。そのほか、成安造形大学、京都文教大学、京都橘大学、大谷大学、華頂短期大学、京都芸術デザイン専門学校とのキャリア教育連携が拡がりました。

共育・求人委員会 2019年度活動方村
1)スローガン
“採用と共育”の意味を理解し、人が生き生きと働く企業づくりで持続可能な地域社会を築きましょう
2)基本方針
2018年版「中小企業白書」(中小企業庁編)において「我が国の生産年齢人口(15~64歳)は、1995年の約8,700万人をピークに減少に転じており、2015年には約7,700万人まで減少してきている(この間の減少は約1,000万人)。この傾向は将来にわたって継続すると見込まれ、2060年には約4,800万人と、2015年の約6割の水準まで減少すると推計されている」と書かれています。
既に実感されている企業もありますが、今後も「人手不足」が経営課題の上位にあがると思われます。また、この「人手不足」の中でも「労働生産性の向上」も行う必要があります。これらの課題を解決するためには、「採用と共育」を企業が真剣に取り組むしか方法がありません。
共育・求人委員会では、会員企業の「採用と共育」の企業力向上を支援し、強靭な企業づくり、ひいては、地域に人を残す魅力ある良い地域づくりを目指し活動します。
3)活動計画
-1 委員会の充実と活性化
①委員会のメンバーを各支部2名以上選出し、毎月5名以上の委員参加による活発な委員会活動で多面的な共育活動の場を提供出来うる組織づくりをめざします。


②委員会の各種行事の役割分担を行い、活動の幅を広げると共に、“採用”と“共育”の主体者を増やします。
-2 主な活動
①採用活動
・共同求人活動オリエンテーション等を通じての共同求人活動の意義や意味の普及
・合同企業説明会の開催や共同求人(JOBWAY)活動に参加する会員の拡大
・学校と連携した学生のキャリア育成活動の参加
・新入社員合同入社式の開催 <4月>
②共育活動
・新入社員研修、新入・若手社員研修(2回)<4月、10月>
・中堅社員研修(1回)、幹部社員・経営者研修(1回)<7月、3月>
・その他、各種研修セミナー等の開催、外部機関の共育活動の紹介や共催、支援
③共育理念の普及活動
・各支部への出前例会での普及や実践の支援活動
・「月刊・共育ち」の普及推進と実践の支援活動
・大学との連携による就労体験(インターンシップ)、大学とのキャリア教育支援等の各種活動を通じての中小企業魅力発信。特に、大学1回生向けインターンシップのプログラム検討と体制づくり。
4)中期活動計画(3年後)
①共育力のある委員会活動
・共同求人活動の参加を会員の3%、JOBWAY(学生就職情報サイト)の登録を会員の5%
②共育活動
・会員企業の10%の社員や経営者が参加できうる共育行事の開催