第38期 経営指針を創る会 第2講 まとめ記事
平成28年8月20(土)午前10時より、残暑厳しい夏空の下、滋賀県中小企業家同友会事務局にて「第38期経営指針を創る会」第2講が開催されました。11名の受講生と18名のOB団が参加しました。
分科会は第2講のテーマ「経営者の価値観、人生観、経営の目的、顧客、社員、社会の見方」とゴール「経営理念の土台を固める 科学性・社会性・人間性を具備する」に基づいて行われました。4班に分かれて事前課題である「経営理念検討シートⅡ」の報告、また活発な議論が交わされました。
そして第3講に向けて、「わが社の略年史」シート、また今期より新たに取り入れられた「年齢構成表」の解説が行われ、併せて「自社事業分析」シート作成のためのSWOT分析の手法を、ワークショップを通じて学びました。
第2講の分科会での報告は、そのテーマにもある通り、経営者としての経営姿勢を問い正し、経営者自身が真に大切にする価値観や人生観の再発見、社員を本物のパートナーとするためにどう向き合うかなど、どれだけ自分と向き合えるが問われる非常に重要なパートでもあります。それだけに「今まで考えたこともなかったことに気づけた」という受講生の方がいる一方で、「もう一度一から考え直します」と、迷われる中でも大変刺激を受けておられるように感じられました。
次講の課題は、より客観的にまた具体的な中期経営方針や計画の組み立ての前段階として自社の事業分析をしっかりと行うことです。それらがスムーズに行えるようになるためにも、ぜひ今回の第二講での分科会での議論や自分と向き合う時間の確保をしていただければと感じました。
by加賀山