2018年3月17日(土)10時から18時まで琵琶湖マリオットホテルにて、第40期経営指針を創る会第2講を開催しました。受講生9名含む、総勢31名が参加されました。
総合座長のあいさつでは、自社で経験した失敗談を交え、受講生とOB・OG団の信頼関係構築のためにも、受講生が課題の提出締切を守ることの重要性について触れられました。
第2講のテーマは『経営者の価値観・人生観・経営の目的・顧客・社員・社会の見方』。ゴールは『経営理念の土台を固める科学性・社会性・人間性を具備する』です。
今回の分科会では、経営者自身が何のために経営するのか、わが社の固有の役割は何か、どのような会社にしたいのかといった自らの経営姿勢を問う事前課題も多く、経営者自身が大切にしている人生観や価値観を手掛かりに活発に議論がなされ、多くの気づきを得て頂きました。その上で自社をとりまく経営環境を振り返り、社員を本物のパートナーとするための考え方を深堀りし、経営姿勢を固め理念創りのヒントとなる重要な位置づけとなる分科会でした。
次回3講は、中長期経営方針・計画策定にあたって10年ビジョンと自社事業分析について考えて頂きます。
テーマ勉強会では10年ビジョンの策定に必要な経営環境を取り巻く現状認識について、また自社事業分析に必要なSWOT分析の手法について実際にワークを行いました。
前期からより学びを深めて頂くためにも、オプションコースが用意されていますので、有効にご活用いただき、自社の強みやビジョンから、理念との整合性を深く考えて頂きたいと思います。
担当:加賀山望