滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-経営労働委員会-

第40期経営指針を創る会 第6講(最終講)を開催しました

経営労働委員会 委員会活動報告

 

 

第40期経営指針を創る会 第6講(最終講)が、7月21日(土)午前10時より、琵琶湖マリオットホテルにて開催されました。受講生を含み総勢39名が参加されました。
最終講のテーマ勉強会では(有)浜本新聞舗濱本博樹さん(大津支部支部長)に、「わが社の経営指針 創る会ビフォー・アフター」と題して報告して頂きました。
自己紹介や自社の歴史、業界の現状のお話の後、同友会との出会いのお話へと話は続きました。
大きな組織となり社員数も増え、理念を創りたいとの思いから、経営指針を創る会に入会されます。創る会ではOBOG団の先輩方から「何のために経営しているのか」「社員の事をどう思っているのかと」いろいろ質問され、たくさんの気付きがありました。そして完成した経営指針を社内で発表した時「社長はそう思っておられたんですね」「まだまだここで働きたい」そういう社員の声がたくさん聞こえてきました。経営指針の完成がゴールだと思っていましたが、涙を流して聞いてくれた社員を見て、これからが本当のスタートだと思いました、とおっしゃいます。
指針経営を続け、社長自らが変わる事によって、社員もどんどん前向きに働いてくれるようになりました。社長の工夫、動き、言葉で社員が動き、業績はどんどんアップ。会社としても様々な賞を受賞するまでに成長しました、とお話いただきました。
また今後の課題をしっかり分析され、他社とつぶし合うのではなく協力し合って、地域の底上げをしていきたいと将来のビジョンもお話し下さいました。
受講生の方々にとって、創る会を修了された後の指針経営実践がいかに大事なのかという事を学ぶ貴重なご報告でした。

 

その後、分科会に分かれ、受講生による経営指針書の発表が行われました。
緊張感あふれる中、経営者の想いである「経営指針書の作成にあたって」を説明し、つづいて理念、ビジョン、方針、計画が発表されました。受講生による指針書発表に対して、OBOG団が社内外のステークホルダーとして質問し、受講生はそれに懸命に応じており、受講生からは腹落ちするための良い練習となったとの声もあって、充実した発表会となりました。

修了証授与式では経営労働委員長より修了証の授与が行われ、総合座長より自らを磨くために支部例会や委員会、創る会OBOG団への参加など、応援の意味を込めてメッセージが送られました。

夜の懇親会では、蔭山代表理事の乾杯で始まり、受講生同士の交流やOBOGと受講生が歓談・交流する様子が多く見られ、大いに盛り上がりました。受講生のみなさん、OBOG団のみなさん、まことにお疲れ様でした。