滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-経営労働委員会-

第38期経営指針を創る会第3講が終了しました。

経営労働委員会 委員会活動報告

第38期経営指針を創る会 第3講

9月17日(土) 第38期経営指針を創る会(以下、「創る会」という。) 第3講が同友会事務局で開催され、27名が参加しました。
第3講は、「自社の歴史に学び、外部、内部環境の分析」を通して、自社の固有のお役立ちを見いだすことが着地点です。
分科会では、「略年史」と照らし合わせ内部・外部環境との整合性から業績の要因を探り、自社のドメインに落とし込むことを目標に討論をすすめました。

「ドメインとは何か?」
ドメインとは、経営理念を創る際、その理念を実現する「お役立ち」の方法を規定するもので、製品・サービスの「物理的」な面ではなく、「機能と役割」を探っていくものです。
例えば、「印刷業」は、「物理面」では「製造業」に分類されます。さらに、「印刷・・同関連事業」へと細分化されます。そこで「お役立ち」へと深めることで「機能的ドメイン」は、「販売促進支援事業」というふうに規定することが出来ます。
「機能的ドメイン」は、「どのようなサービス、商品を提供して地域や社会にどう貢献していくか!」の核をなすものです。
分科会では、自社事業のキーワードからドメインを導き出すために討論をすすめました。

いよいよ次回は10月15日(土)に第4講が開講されます。創る会も後半戦に突入し、「経営指針書」を完成させる上でより具体的な「方針」や「財務」、「経営計画」等の論議に入ります。