2月13日(土)同友会事務局にてインフルエンザが猛威を振るう中、第37期経営指針を創る会第5講を開催致しました。第5講は、一通りの経営指針書の完成形を発表するのが中心ですが、テーマ勉強会からのスタートです。
テーマ勉強会は『労使見解の言う人間尊重経営とは』と題して、宮川バネ工業株式会社 代表取締役会長 宮川卓也氏からの講義です。
最初に【理念の恐ろしい話】と題してワタミグループのスローガンやミッションを読み取り、何故ワタミグループがブラック化したのかを考察しました。
次に『人を生かす経営』から『個人を生かす経営』へと題し、《生かす》の意味から教えて頂きました。常用漢字には『活かす』という表記はないそうです。経営指針の成文化に当たっては、言葉や文字 ひとつ一つに大きな意味があり、大切にしなければなりません。
この上で『生かす』いうことは、どうゆう事かを、受講生・OB団を巻き込みながら講義が進められました。
次に『社員は大切なパートナー』の意味について分かり易く説明頂きました。社員は経営者をパートナーにしたいと考えているのでしょうか?人間尊重経営とは、『社員がパートナーとしたいと思える自分を経営者が目指すこと』つまり、自分を大切にすることであると講義を締められました。
分科会は、3名・2名の2班に分かれて開かれました。
前回のプレゼンテーションで、第5講の重要ポイントにしていた『経営指針作成に当たって』が未記入の方があったり、思いが伝わない体裁の良い文章でまとめられていたり、OB団からは、これまでの分科会で話された各位の熱い思いをもっと、もっと書き出して頂くようアドバイスをさせて頂きました。
次回はいよいよ第6講 最終講です。受講生の皆さん!最後まで頑張って下さい!
指針経営のスタートラインが見えてきました!
最近創る会にご無沙汰なOB団の皆さま、3月5日(土)ラフォーレでの開催です。
是非ご参加下さい。
K.T