滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-経営労働委員会-

第42期経営指針を創る会第5講を開催しました~経営方針と中期計画~

経営労働委員会 委員会活動報告

第42期経営指針を創る会第5講を開催しました。
※新型コロナウイルス感染防止対策として、消毒液を設置し、参加者にはマスク着用をお願いして開催しました。


2020年2月15日10:00~18:00、琵琶湖マリオットホテル(守山市)において第42期経営指針を創る会第5講を開催しました。受講者・OBOGあわせて27名が参加しました。
経営指針を創る会は10時から開講しますが、OBOG団は9時から集合して各受講者の提出課題をもとに、何を質問するか、どうアドバイスをするか綿密な打ち合わせをします。第5講では財務分析という難所があります。過去・現在の財務分析ができていなければ、経営理念⇒10年ビジョン⇒中期計画が絵空事に終わってしまいます。定量的(=数字的)に裏付けがあってこそのビジョンです。その点を念頭に、残りの講で経営指針書が作成できるのか打合せをします。

滋賀同友会の経営指針書づくりでは、第5講まで経営理念の再検討を加えていきます。財務分析とそこから得られた中期計画は、理念を基礎とする10年ビジョンと整合性があるのか。計画がビジョン実現に届かない、あるいはビジョンを飛び越していく場合には、それぞれ経営理念に立ち返り、また10年ビジョンに立ち返り整合性を問い直します。現実味を帯びてくる議論に、OBOGも繊細な質問が求められますし、受講者もここまできてまた一から考え直し、という可能性もありますので、緊張感の漲る議論となりました。

分科会後は、青木雅生三重大教授から「経営指針書に基づく経営とその実践~社員共育とその仕組みづくりについて~」をテーマにご講演いただきました。
 次回第6講は、これまでの課題を経営指針書にまとめます。課題プレゼンテーションとして、㈲安心コンサル代表取締役の加賀山さんから、自社の指針経営の実践を踏まえながら、経営指針書のまとめ方について報告いただきました。

次回第6講は、3月21日に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、4月18日に延期いたしました。第7講は5月16日に開催予定です。