第44期経営指針を創る会第5講を開講しました~自社事業分析(修正)と自社財務分析から中期経営計画を立てる~
第44期経営指針を創る会第5講が、7月9日(土)滋賀弁護士会館で今季初の場所にて開催されました。30名の参加です。
場所間違えで遅延する人もいなく、新鮮な面持ちで開催しました。
第5講は、人間尊重経営をするために必要な「強靭な経営体質」の構築に向けた具体的中期経営計画の策定をゴールに、各分科会で単年度経営計画策定と指針書全体の整合性を確認しあいました。
今回の課題では今までのように未来からの逆算ではなく、財務分析など足元を見た課題になっており、数字が苦手な受講者は課題の提出に悪戦苦闘していました。
しかし、OB団からの質問を通し、各受講生がビジョンや理念の根拠となる数字の大切さの理解を深めていました。また、各講で作成した課題の整合性を洗い出すことで、その場限りの応答ではなく、自身の芯に問いただす講となりました。
結果、経営の根幹である自身の思いを見つめなおす事ができました。
次回の課題プレゼンは「指針書にまとめる」でした。
これまで作成してきた課題を見直し、整合性を図り、一冊の指針書にまとめることについて学びました。
特に、冒頭に挟むことになる「指針書の作成にあたり」は経営者自身の生い立ちや作成についての思いなど、いままでの課題で作成した内容だけでない部分が色濃く反映される重要な点を詳しく説明。また、10年ビジョンのビジュアル化、指針書を発表する大切さ、指針経営を続けていくメリットを発表してもらいました。
終了後には近くのお店でコロナ対策を行い、懇親会を兼ねてマスク会食を行いました。分科会中はどうしても先生と生徒(先輩と後輩)のような雰囲気を感じてしまう受講生も懇親会の場ではザックバランに双方が質問しあい、次年度、自身の指針書を深めるために重要なOB団への参加を決意し、宴もたけなわのなか、5講は終了しました。
(R.N記)