滋賀県中小企業家同友会大津支部では、2010年11月より滋賀県の「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を南比良生産森林組合と調印し、5年間にわたって整備費用の提供、森林づくり体験と環境学習、森を育てる地域の人々との交流に取り組んできました。
そして、5年間の協定期間が終了するにあたり、さらにこれから5年間協定を延長するための延長調印式を、11月5日(木)午前10時から滋賀県庁で行いました。
調印式には南比良生産森林組合より山口重行組合長ほか理事の皆さん、滋賀県中小企業家同友会大津支部からは、村田健二支部長、坂田徳一森林づくり委員長他、担当役員が参加。滋賀県と大津市のご担当者も同席をしていただきました。
調印にあたり、村田支部長は「同友会は良い会社・良い経営者・良い経営環境をめざす3つの目的があります。経営者相互の学び合いによる企業づくりをベースに、社員共育、さらには地域を良くするために、障がい者や若年無業者の就労支援、職場体験の受入など人が生きる企業と地域づくり活動を進めています。加えて、私たちが生まれ育ち、経営の基盤としている滋賀の自然環境をより良くすることは、地域と共に歩む私たち中小企業家の役割です。これから5年間、我々も参加して森林づくりの活動を進めてゆきたいと思っています」と挨拶。
山口組合長は「5年間のパートナー協定を通じて、現状を維持する組合からCO2の削減、間伐、作業道の整備、間伐材の売買による収益確保など、活動的な組合へと変化してきました。これからも交流させていただき、相互に刺激を受けて変化してゆきたい」と組合の変化にも触れながら挨拶されました。
同友会大津支部では、間伐材等の森林資源を活用した商品づくりの研究、社員と共に環境学習の場づくり、地域との交流活動に取り組んで参ります(計画は随時告知いたします)。
また、その活動に参加する「森林づくりパートナー企業」を募集していますので、多くのご参加をお待ちしています。
協賛金 一口・一万円(年額 5年間継続をお願いします)
機 関 平成27年11月から平成32年10月 原則5年間
パートナー企業申込用紙
⇒ファイル 1515-5.pdf