滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-大津支部-

大津支部10月例会 報告者 西本氏(㈱アートエンディング 代表取締役)への打ち合わせに伺わせて頂きました!!

大津支部 その他活動

2016年8月17日(水) ㈱アートエンディング (埼玉県越谷市赤山本町1-1)へ、上田例会リーダー (株)アーム保険設計 専務取締役、浜本副支部長 (有)浜本新聞舗 代表取締役、事務局員前川で、大津支部10月例会の報告者、西本淳弥さんへ打ち合わせに伺いました。

 

 

西本さんは、父の影響もあり、若い頃から企業意欲が高く、大学2年間を休学し30カ国もの国々を周り、学生時に貿易会社を起業されます。しかし、うまくいったのも束の間、経営が起動に乗らず、最後の頼みで新規の貿易ルート開拓の為に、終戦直後のイラクに行かれます。
戦争も終わり、これからイラクでは物(特に中古車と中古パソコン)が絶対必要になってくると思った西本さんですが、終戦直後は、逆に国が国を統制しきれておらず、銃弾は飛び交い、力が制すという世界が出来ていたみたいです。
復興に向けて、物が必要になると思っていた思惑は見事に外れ、商談もうまくいかなかったみたいです。
最後に、せっかくイラクに来たのだから、観光をして行こうと思いバクダートを観光していた時、ふとある集団に出会います。
それは、死んだ人を供養し、墓地まで運んでいた、葬儀の集団でした。
西本さんはその時の、遺族を必死で支えていた葬儀の取次ぎの人に感動されます。
その遺族の気持ちを必死に支え、悲しみを癒そうとする姿に、こんな素晴らしい仕事はないと思われ、今の葬儀屋を立ち上げる決意をされたそうです。

 

会社を立ち上げてからは、ネットでの宣伝や、遺族に寄り添う柔軟な葬儀の形を提案するスタイルで順調に業績を伸ばしておられます。
それと同時に、埼玉同友会にも入会され、同友会での学びが非常に大きかったと西本さんはおっしゃられます。
同友会は年齢関係なく、経営者として学ばなければならない最低限のものを学べる。しかし同時に同友会ばかりでもいけない。同友会の学びをやはり自社で実践しなければ頭でっかちの経営者になってしまう。同友会を語れるのは実際に自社で学びを実践している人だけ。それ以外の人が「人を生かす経営」とか「労使見解」を語っても説得力がない。
そう西本さんはおっしゃっておりました。

 

そして、組織建設について。
西本さんは、埼玉県東部支部の支部長として、県内1位の増強を達成されました。
その時のお話を伺ったところ。
自社の組織建設も、同友会の組織建設も同じ、もちろん戦略的に行うのも大事だが、一番大事なのは魅力をどれだけさりげなく発信できるか?
魅力がなければ、人は集まらないし、強靭な組織は作れない。
だから私は、同友会の魅力、自社の魅力については一番に考えます。
どんな会社が魅力的なのか?どんな会社に人は惹きつけられるのか?それは同友会も会社も同じ。
お陰で自社の求人倍率は毎年約30倍にもなります。学生から中途まであらゆる人達が応募に来てくれます。
そういった魅力作りをしています。
そう西本さんは力強くおっしゃっておりました。

 

今回の例会は、その魅力の作り方、発信の仕方を西本さんにお話いただきます!
組織建設でありながら、採用、人手不足からの脱却という部分にも繋がるのではないでしょうか?
学びの多い例会になること間違いなし!!
是非是非皆さん、大津支部10月例会へお越し下さい!!

大津支部10月例会 概要
と き:2016年10月26日(水)
場 所:びわ湖大津館
時 間:18:30~開会 21:00閉会
報告者:西本純弥氏 ㈱アートエンディング 代表取締役

記:M,R