
自社事業をSDGsの視点で見直す
11月12日(水)18:30分から21時まで、滋賀大学大津サテライトプラザにて、井之口哲也(栗東総合産業株式会社・常務取締役)さんが、「環境ビジネスに、自社の事業にチャンスがあるかも」というテーマで報告をしました(参加者25名)。

井之口さんは、自社の事業内容を見直して、そこに環境経営と評価できることがあるのか確認をし、評価できる場合には、企業価値としてアピールすることを提案しました。
次に、国連がSDGsを提唱したことで、持続可能性というキーワードにより、今までボランティアであったことが、事業にして儲けても良いという価値観になったということ、そして若者にSDGsの価値観が浸透し、若者の中古に対しての感覚が私たちと異なり、中古品やSDGsの視点で、世の中をみて新規事業を考えることも環境ビジネスの視点の1つであると強調しました。

さらに、大手企業ではできない、中小企業だからできる環境に関する事業が存在するとも。新しいもの・最先端のものを目指すより、コストのかからないもの・中小企業の今までの技術を利用して、新産業を考えることも、環境ビジネスの視点だと。新しい事業を考えることは一人ではできないので、目的を一緒にした誰とするのかが重要。そのために、人とのつながりが大切だと述べました。
今回の報告は、環境経営ということでしたが、新産業につながる報告でもあり、1つの報告で2つの報告を聞けたという美味しい例会でした。(記 近藤公人)
