滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-大津支部-

突然の社長就任。もがきながらも見えてきた社長の役割とは? 大津支部11月例会を開催しました。

大津支部 例会レポート

日時:2018年11月27日(火) 18時30分 開会 21時分閉会

会場:明日都浜大津 4階ホール

報告者:川勝 健太 氏 ㈱カワカツ 代表取締役

テーマ:「突然の社長就任 手探りの状態だからこそ見えた、経営者がやるべきこと」

〜会社経営のヒントは外部にあり!従業員総出で創る未来志向型の経営とは〜

司 会:松井 敬樹 サークルワークス

座 長:山脇 秀錬 オーパルオプテックス(株) 代表取締役

参加者:40名

 

明日都浜大津 ホールにて、大津支部11月例会が参加者40名の中、開催されました。

報告者は、今期、滋賀同友会青年部幹事長にも就任された、(株)カワカツ 代表取締役 川勝 健太さんです。

2代目のお父様の急死により、いきなり社長を継ぐことになった川勝さん。

引き継いた会社の財務状況は完璧で、会社にも“お客様を大切にする風土”が浸透しており、全く問題ないと思っておられました。しかし見えないところで、着々と会社の問題の火は燃え上がってきていたのです。

いろいろな問題が起こってくる中で、川勝さんは、社長の仕事とは何なのか?良い会社とは何なのか?を改めて真剣に考えられます。

その時に、カワカツには、お客様を大切にする文化はあるが、社員の大切にする文化がなかったことに気付かれ、社員が幸せを感じる会社創りに取り組まれます。

経営指針書を作成し、社員が有給休暇をしっかりと取得できる環境創りに取り組まれ、社内のレクレーションの充実にも取り組まれます。

毎年、一日をかけて、社員全員と今期の指針、目標を決め、いつでも目標が確認できるように、社内の壁に貼り付ける。社員一人一人が自主性を持って働ける職場環境づくりにも力を入れられます。

また滋賀同友会での青年部活動にも積極的に参加され、学びを深められます。

「まだまだ、劇的な会社の変化は感じられないが、確実に会社は良くなってきていると断言できます!」と報告された川勝さん。

川勝さんの報告から、多くの学びを得た、大津支部11月例会でした!