大津支部では、2月25日(金)18:30~21:00に大津支部2月例会を開催しました。
現地会場はふれあいプラザ5F会議室とZoomを使用したオンラインとのハイブリット例会となり、会員・他同友会・ゲスト合わせて54名が参加しました。
今回は「同友会の学びを実践すれば、経営は安定して成長する」をテーマに、近藤公人氏(滋賀第一法律事務所 弁護士)にご報告いただきました。
冒頭では、弁護士事務所の形態の違いや、それぞれの事務所の報酬請求の考え方の違いにより価格差が大きくあることなど、業界の裏話を分かりやすくお伝えいただきました。
近藤さんは、外部環境の変化による弁護士人口の増加の影響で、依頼者からの相談数が激減し、将来に不安を持ち悩んでいた時に、同有会の仲間の報告から、皆同じように悩み、苦労して前に進んでいることに気付かされ元気になれたそうです。
そして、同友会の「人を生かす経営」に書かれた労使見解を基準に、対等な労使関係を意識しながら、ユーモアも交えて感謝の気持ちを伝えることなどの実践している実例を楽しそうに語られていました。
また、経営指針をつくる会を受講して作成した指針書を発表することにより、スタッフに初めて思いや考えが伝わり、スタッフから指針書に沿った意見や、質問、不満などが出るようになり、リーダーとしての責任もさらに強く意識できるようになったということです。
指針書に記載した「スタッフと共に幸せになれる自社ビル竣工」を目指していると明るい未来の展望を話してくれました。
最後に、近藤さんは、同友会の仲間の大切さについて、いろいろな業況で悩んでいた時に、
「それで良い経営者は悩むことが大切である。」とアドバイスをもらったそうです
またご自身が、守りや逃げに入ったときに「逃げてはダメですよ、ちゃんと向き合いましょう!」と叱咤激励してくれる仲間のありがたさに感謝していました。
異業種の経営者の考え方が学ぶことのできる、同友会を愛する近藤氏からのご報告でした。