【2017年度活動方針】
1)大津支部活動報告
前年度に確立して頂いた大津支部の組織運営を踏襲させて頂き、入って良かった!続けてよかった!来てよかった!と会員の皆さんから思って頂けるような魅力的な大津支部創りを目指して活動を行いました。
執行部が元気でないといけない!ということで、運営委員会への会員参加率UP、理事会内容の共有や運営委員会での活発な発言を引き出す為にコアメンバーミーティング(CMM)を開催、9月以降2カ月に1回、運営委員会内で歴代支部長に大津支部を語って頂く時間を1時間作り、現状の大津支部の強みと弱みを運営委員で再認識することで、今後の支部運営に生かしてく為の学びの場を作りました。また、昨年に引き続いて行われた1泊2日での運営委員合宿では、大津支部設立40周年に向けて会員同士の士気を高めることができました。
毎月違うテーマに沿った形で行われた質の高い例会運営では、会員紹介・次回予告のプロモーションビデオの導入など、例会にオブザーバー参加されて入会頂いた方が今期も複数名あり本当に喜ばしいことでした。
8月に行われた南比良同友の森イベントでは、森林組合の方や会員家族間での交流も芽生え、新たなパートナーシップとして協賛して頂いた企業さんが複数ふえました。9月~毎週月曜日の2限目と3限目に、成安造形大学へ地元の中小企業としてグループディスカッションの授業に関わることができ、経営者としての新たな学びと気づきを深められ地域と共に歩む同友会の実践に取り組めました。
大津支部の同友会運動の活性化から、企業や地域の活性化、循環型の組織活性につながる1年の活動を行うことができました。
《指標結果》 ①入会者数 9名 ②退会者数 9名 ③増減 ±0名
④例会参加率 19.6%(前年 18.1%) ⑤会員参加率 26.0%(前年 26.1%)
2)2017年度 例会委員会活動報告
【2017年 数値目標】 会員の例会参加率: 2016年度:18.1% → 2017年度 35%(目標)
結果:19.6%
【例会結果考査】
2017年度の例会委員会では、より学びを深め、また即ヒントを持ち帰り経営に活かしていただく例会に!という想いのもと他の委員会と連携し年間を通して様々な学びを深められる充実した例会を企画しました。
しかし、目標数値である35%という数字に昨年平均に比べ1.5ポイント上昇したものの程遠い結果となり、単月で35%に近い数値は、5月度の支部総会(34.4%)のみという数値となりました。それ以外では6月(宮川総平氏 30.3%)7月(加知ゆきみ氏 27.9%)という形で、8月までは30%
に近い数値で推移ながら9月、10月、11月と平均水準が下がる傾向となりました。
支部単独例会では9月(25%)、10月(21.3%)の参加率が低く全体の平均を押し下げた形となりました。
その内容から考えられる要因としては、
①報告者の選定、確定、広報がギリギリとなり周知するのが遅い
②会員企業への積極的な声かけ、代理出席の要請等の勧誘度合いが低い
③聞きたい!と思える報告内容(見出しの付け方など)、また時代のニーズとの乖離
が要因として考えられます。
これからを踏まえ、2018年度は、例会の内容、また出席率の向上を図り参加率の向上を促し、
入ってよかった、知人を紹介したい、ゲスト参加したいと思えるものとしていきます。
3)2017年度 組織活性化委員会活動報告
より多くの会員、地域との関わりが同友会活動を通じた自社の成長に繋がり高めあう循環型組織を創ろうとした2017年。3ヵ年計画の2年目としてCMMを通じた活動は質の高い例会づくりに繋がり例会参加者数増加につながりました。その結果、支部活動への理解や共感に徐々に広げていくことが出来きました。
2017年度大津支部会勢結果
〇新入会員 9名 〇退会者 9名
2017活動内容
名刺作成実施 「社長の学校」名刺作成 対象:支部役員
会員紹介動画 (株)サークルワークスさんの協力にて8社実施
CMM 毎月一回実施
運営委員会 毎月一回実施(参加者数 平均 10.3名)
運営委員合宿 5月に実施(参加者数14名)
地区座談会 西地区にて9月・12月に実施(参加者数合計18名)
東地区=実施至らず(現状)
同友の森 8月に実施(会員参加者11名・会員外1名・家族子ども10名・森林組合員)
成安造形大学連続講座 9月~11月実施(前期)延べ46名の会員参加
(2回生120名対象) 11月~1月実施(後期)延べ28名の会員参加
成安造形大学面接講座 1月実施 延べ13名の会員参加
1.役員 役員の一致団結と仲間づくり
2.会員 会員にスポットをあてる運営づくり
3.入会候補 同友会の魅力が伝わる仕組みづくり
4.社員・家族 社員・家族が一緒に応援できる活動づくり
5.連携 プラスの循環を生み出す繋がりづくり
6.地域 地域の元気にコミットする
7.運営 運営が楽しく経営に活かせる学びの場づくり
8.例会 また参加したくなる例会づくり
4)2017年度 ソーシャルインクルージョンプロジェクト活動報告
「ソーシャルインクルージョン(社会的包容力・社会的包摂)プロジェクト」
全ての人々を孤独と孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげよう、社会の構成員として包み支えあうという理念から、同友会の学びと実践を通して取り組む委員会です。
ソーシャルインクルージョンプロジェクト 2017年度活動一覧
*7/26 東近江支部例会 「知って、学んで、実践する」
~大津支部ソーシャルインクリュージョンプロジェクトの取り組みから~
報告者 河村 剛氏、寺田 俊介氏
*9/21 支部例会 「一人ひとりと向き合い、彼らの居場所を作る!」
~中小企業の次世代のカギは彼(彼女)らの中にある~
報告者 河村 剛氏、佐倉 政治氏、寺田 俊介氏、Mさん
*9/28 北大津養護学校見学会
*11/2 北大津養護学校見学会(2回目)
*2/19 小鳩乳児院の小学4年生~6年生と出前授業&交流会
近藤 公人氏による弁護士のお仕事と法律に関わる気を付けること
明治 由紀子氏 ヨガ教室
【2018年度活動方針】
1)スローガン
『 学びと気づきを深め、仲間と共に成長しよう 』
~もっと一緒に ワクワクドキドキ~
2)基本方針
▶学びを深める例会:多くの発見と気づきで経営のヒントを得たら即実践しましょう。
人間力と経営力を磨けるような例会運営を心掛けましょう。
▶会員の活性化:支部運営にかかわることで、学びを深めましょう。
経営指針を創る会、仲間の指針発表会に積極的に参加しましょう。
高島ブロックとの相互の関係を強化していきましょう。
▶社会環境創り:南比良同友の森、障がい者・児童養護施設、産学連携など、地域とのかかわりを深めましょう。
【数値目標】
① 運営委員会・理事会の参加率:
2016年度 44.3 % 2017年度 65.1% → 2018年度 70%
② 会員の例会参加率:
2016年度 18.1% 2017年度: 19.6% → 2018年度 30%
③ 増強目標: 増強 純増 20社
3)活動計画
①【例会委員会の方針】
【数値目標】 会員の例会参加率: 2017年度:19.6% → 2018年度 30%
②【例会委員会の方針】
2018年度の例会委員会では、2017年の想いを踏襲し、
より学びを深め、また即ヒントを持ち帰り経営に活かしていただく例会に!という内容で他の委員会と連携し年間を通して様々な学びを深められる充実した例会を企画します。
同友会の主な活動目的である経営指針・社員共育・共同求人他、大津支部で力を入れているソーシャルインクルージョンも定例化しバリエーションを増やすことで、ゲスト参加を増やし、新しい仲間づくりが出来る例会運営を引き続き行います。
そのために、会員企業の発展に繋がる例会づくりとして、
*経営実践報告会:年3回
昨今・企業の大きな課題のウェイトを占めるリクルート関連の採用・そして教育を実践されている経営者からの報告。また今後、増えるであろう新たな起業経営者を対象とした創業10年未満の*経営者からの実践報告に主眼をおいたもの。
*BIG例会 年1回(11月予定)
大津支部では昨年行っていなかったBIG 例会を予定。
ゲスト参加しやすい報告内容とし、同友会への入り口のハードルを下げるとともに、会員候補としての囲い込みも視野に入れたい。
*女性経営者報告:年2回
本年度も年2回の開催とし、女性経営者支援、また女性会員の増強を目的に開催。
*組織活性化:年1回
経営ノウハウ・ヒントだけではなく、既存会員を含めた同友会としての組織活性を目的としたもの
*ソーシャルインクルージョン:年1回
大津支部の強みとして定例化、障がい者雇用等についての報告会を開催、昨年同様9月をソーシャルインクルージョン月間と位置づけ、啓蒙活動も合わせて強化する。
*ビジ活交流会
既存会員どうしの交流を深めることを目的に、自社紹介をはじめとする企業情報の交換会を開催。
*その他(オフ会):年3回予定 会員、その家族を対象に、会員企業の協力を得て、みんなで楽しめるオフ会を開催。家族に同友会の仲間を紹介したり、活動の内容を知ってもらうこと、家族どうしの交流を促進することを目的に開催。
以上を行っていきます。
また例会参加率を高めるために、会員企業訪問を強化、代理出席者の要請、また例会への参加呼びかけ等を行い、ためになる例会、だから参加してほしいという想いも含め面談を行って行きます。
③【組織活性化委員会の方針】
組織はやはり「人」です。同友会の目指す所、理念そのものに最初から共感して参加する経営者の確率はそれほど高い物ではないと思われます。
会員の方、地域の人たちが見ているのは「人」です。同友会員経営者の言動、社員との関わり、地域との関わり、その人を見て心を動かされると言っても過言ではありません。
組織活性のための第一歩は、現在組織の役などを仰せつかり、会員の皆様の為、会員外経営者の皆様の為、日々その運営に真摯に向き合い、行動している姿こそが一番説得力のある事だとの考えに至りました。
支部運営に係る全てのメンバーと、以上の思いを共有して、内省をしつつ、叱咤激励をしながら、まずは誰からも信頼を得る事が出来る委員の集まりを目差します。
(役員同士が完全に腹を割って、何事も話し合い、意見を出し合えないようでは、悩みを抱えた経営者が、言い難い会社の悩みなど到底相談してみたいと思われるわけがない)
大津支部では運営委員会の事前準備や議論を深める場としてのCMM活動は、自発的で活気ある例会づくりに不可欠な物となっています。CMM活動がより一層意義深い物となるよう、CMMを立ち上げた時の思いをメンバー全員が共有し、そこから発するエネルギーが支部活動へ、地域活動へと伝導して行くよう、途切れる事なく着実に熱い思いの輪を広げて行きたい。また広げて行くためのシステム作りに尽力して行きたいと思います。
(開催場所・時間等の見直し)
【活動指針】
1、悩みを抱えている経営者さんこそ、支部役員に抜擢し活動に参加してもらう。
2、女性経営者の支部運営活動への参加をうながす。
3、休眠会員への会員訪問(例会チラシ持参運動)
【ソーシャルインクルージョンプロジェクトの方針】
1.ユニバーサル委員会や各支部の福祉系委員会と連携・共有し県全体で学び実践します。
(働きづらさを感じる)人を生かす経営の学びを深め、福祉社会(人々が健やかで文化的な生活を保障された社会。また、その充実・増進を積極的に追及する社会)に必要な会社を目指します。
一般就労をめざす障がい者への理解を深め、積極的な職場見学・体験の受け入れや働ける環境作りを目指します。
プロジェクトでの学びから、働きづらさ(家族の介護を含む)を感じる社員への理解を深め、配慮した環境(社内環境・社内雰囲気・仕事内容)を整えます。
2.児童養護施設の「小鳩乳児院」「湘南学園」や施設を出てからの居場所「四つ葉のクローバー」へ継続的に関わり、同友会での学びと中小企業の強みを活かし、出前授業・職場見学・体験を軸に「仕事とは?」「働くとは?」をテーマに将来に向けた就労支援を行います。
3.おおつ働き・暮らし応援センターと連携し、障がい者の職場見学・体験を実践していき、
次世代・潜在労働力への支援に繋げていく。 中小企業家がパラダイムシフト(その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化すること)し、大津支部から滋賀の同友会を盛り上げていきます。
4.2019年「障害者問題全国交流会㏌滋賀」を大成功させます!