滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-政策委員会-

中小企業を地域振興の推進エンジンに!~三日月大造滋賀県知事へ2017年度の要望と提案を提出~

政策委員会 滋賀への要望書

◯中小企業を地域振興の推進エンジンに!~向き合い・語り合う場の継続を提案~

滋賀県中小企業家同友会(代表理事 蔭山孝夫 会員数610名 以下滋賀同友会という)は、2016年12月15日(木)午前9時半に知事公館を訪問し、三日月大造知事へ「2017年度滋賀県に対する中小企業家の要望と提案」を提出しました。
⇒要望書 http://www.shiga.doyu.jp/request/

蔭山孝夫代表理事は「県政へ要望と提案を行って、今回で20回目となります。いきいきとした地域社会を実現するために、中小企業家として出来ること、すでに取り組んでいることに向き合っていただき、一緒に知恵を出してより良く推進して行くための施策を提案しています」と趣旨説明を行いました。

このあと参加者より、県中小企業活性化条例による施策をさらに実効性のあるものとするために、県内中小企業の実態調査を行うことや、現場の中小企業経営者と向き合い、継続して話を聴き、施策の立案と推進を担う場として、産業振興円卓会議(仮称)の設置が重要であること。県が定めた「新しい豊かさ創造・実感 滋賀プラン」を推進するためには、地域経済の主人公である中小企業を、支援を受ける側から施策を推進するエンジンにする条件と環境整備がカギになると提案。他県の事例も紹介されました。

 

障がい者や就労困難な若者の職業体験や、福祉施設と連携したキャリア教育の取り組みも紹介され、2019年の秋に第20回目となる障害者問題全国交流会(主催・中小企業家同友会全国協議会)を滋賀で開催することも伝え、滋賀県としての協力を要請しました。

三日月知事からは、条例による中小企業施策への意見が求められたほか、就労困難者の雇用促進と障害者問題全国交流会への期待が寄せられました。
滋賀同友会は、今年度内に要望と提案への回答をいただき、それを基にした懇談会を商工観光労働部と開催する予定です。

文責 滋賀県中小企業家同友会 専務理事 廣瀬元行